2016-01-01から1年間の記事一覧
ここは毎月気に入った本を掲載してきた本たちの記録のページです。 毎年年末に更新します。 【2015年度】 屋根屋 (中公文庫 む 32-1) 銀座ウエストのひみつ 男役 (角川文庫) イルカと墜落 (文春文庫) 麻布怪談 世界の果てのこどもたち 点子ちゃんとアントン …
青空娘:源氏鶏太著のレビューです。 青空娘 (ちくま文庫) 作者: 源氏鶏太 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/02/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る ◆逆境に打ち勝つ、それは健気にまっすぐ生きること 継母や意地悪な子供たちのい…
馬琴の嫁:群ようこ著のレビュー・あらすじを掲載しています。
東京23区女:長江俊和著のレビューです。 東京二十三区女 作者: 長江俊和 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ◆東京23区は心霊スポットだらけ? その区の特徴的な女性たちを描いたちょっとゆる…
靴を売るシンデレラ ;ジョーン・バウアー著のレビューです。 靴を売るシンデレラ (SUPER!YA) 作者:ジョーン・バウアー 発売日: 2009/07/15 メディア: 単行本 ガラスの靴は登場しないけど… まず、タイトル。きっと女性なら「シンデレラ」と付くだけで、何か…
続 明暗:水村美苗著のレビューです。 感想・あらすじ 漱石の「明暗」に決着を!? 文庫本 続 明暗 (ちくま文庫) 作者:水村 美苗 発売日: 2009/06/10 メディア: 文庫 感想・あらすじ 漱石の「明暗」に決着を!? 夏目漱石の「明暗」を読んだ多くの読者はこの…
安宅家の人々:吉屋信子著のレビューです。 安宅家の人々 (講談社文庫) 作者:吉屋信子 発売日: 2020/08/28 メディア: Kindle版 吉屋信子さん、大人の小説も面白い! 「少女小説」も面白いけど、大人たちの話も文句なく面白かった。共通して言えることは、嫌…
図解!! やりかた大百科-役にたつ(かもしれない)438の豆知識。のレビューです。 図解!! やりかた大百科 -役にたつ(かもしれない)438の豆知識。- 作者:デレク・ファーガストローム,ローレン・スミス,ショー・ミー・チーム 発売日: 2011/09/15 メディア: 単…
昭和ごはん 作れる思い出レシピ :瀬尾幸子著のレビュー・あらすじを掲載しています。
アンティーク・シオンの小さなきせき:茂市久美子著の感想・あらすじを掲載しています。
レオナール・フジタ―私のパリ、私のアトリエ :ポーラ美術館のレビューです。
コンビニたそがれ堂:村山早紀著のレビューです。 (図書館版)コンビニたそがれ堂 (teenに贈る文学―風早の街の物語シリーズ) 作者:村山 早紀 発売日: 2016/04/01 メディア: 単行本 探しものは何ですか? 昔、失ったのもので、今も探している大事なものってあ…
手のひらの京:綿矢りさ著のレビューです。 手のひらの京 作者:綿矢 りさ 発売日: 2016/09/30 メディア: 単行本 感想・あらすじ:女の20代から30代は勝負時! 京都、お年頃の姉妹とくればもう読まずにはいられないという私。 やはり「細雪」系なのか?と恐る…
給食番長:よしなが こうたく著の感想・あらすじを掲載しています。
すみなれたからだで:窪美澄著のレビューです。 すみなれたからだで 作者:窪美澄 発売日: 2016/10/17 メディア: 単行本 ヒリヒリする。ズキズキする。それでも窪さんの読者でよかったなぁと実感できた短編集。 「すみなれたからだで」は、窪さんの世界をこれ…
偽りの森 :花房観音著のレビューです。 偽りの森 作者:花房 観音 発売日: 2014/01/23 メディア: 単行本 本が好き!の献本書評です。 自分のことをどこまで他人にさらけ出していますか? 「美しい四姉妹には、いやらしく哀しい秘密がある。」 などという意味…
女性作家によるエッセイ集『泥酔懺悔』の感想・あらすじを掲載しています。
FUTON:中島京子著のレビューです。 FUTON (講談社文庫) 作者:中島京子 発売日: 2014/06/13 メディア: Kindle版 中島京子が「蒲団」を打ち直おす! 本書は田山花袋の「蒲団」を本歌取りした小説です。この本を読む前に予習として本家の「蒲団」も読んでみま…
コミックぶたぶた:安武わたる,矢崎存美著のレビューです。 コミックぶたぶた (ミッシィコミックス) 作者: 安武わたる,矢崎存美 出版社/メーカー: 宙出版 発売日: 2016/10 メディア: コミック この商品を含むブログを見る ◆ぶたぶたコミックで情緒不安定!?…
あたしが帰る家: 群ようこ著のレビューです。 あたしが帰る家 (文春文庫) 作者:群 ようこ 発売日: 1997/02/07 メディア: 文庫 おかあさん おめかけさんってなに? 子供の無邪気な残酷さと、ダメダメお父さんが、とてもシニカルに描かれ、えーちょっとそれは…
川の光:松浦寿輝著のレビューです。 川の光 作者:松浦 寿輝 発売日: 2007/07/01 メディア: 単行本 川辺を目指して、走る、走る、俺たちー この本を読んでからというもの、無性に自分の足元にある低い世界のことが気になってならないという現象が続いている。…
月下上海 :山口恵以子著のレビューです。 月下上海 (文春文庫) 作者:山口 恵以子 発売日: 2015/06/10 メディア: 文庫 重箱の隅をつつかせていただきます! 「松本清張賞受賞作」と言うことで、重みのあるミステリーかな?設定といい、時代背景といい、私の…
抱擁 :辻原登著のレビューです。 抱擁 作者:辻原登 発売日: 2017/03/10 メディア: Kindle版 少女には見えて、わたしには見えない誰かとは? ミステリー小説なのでしょうけど、ふわふわとした浮遊感とずっと微熱状態が続いているような読み心地。がっつり原…
沈黙のひと :小池真理子著のレビューです。 沈黙のひと (文春文庫) 作者:小池 真理子 発売日: 2015/05/08 メディア: 文庫 亡くなった父親には、意外な一面が。娘が辿る在りし日の父の姿。そこで見たものは… 小池真理子さんも親の介護や死について書くような…
モダンガールのスヽメ :淺井カヨ著のレビューです。 モダンガールのスヽメ 作者:淺井 カヨ 発売日: 2016/02/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) ファッションから生活全般、すべてがモガ!そしてついにご主人も!? いやぁ・・・すごいな。人はその時代の…
一葉の「たけくらべ」 ビギナーズ・クラシックスのレビューです。
ワーニカ :アントンチェーホフ著のレビューです。 ワーニカ (チェーホフ・コレクション) 作者:アントン チェーホフ メディア: 単行本 少年の悲痛な叫びは届いたのか? もしこのはなしを最後まで読んだのなら、読者はかならずこのあとどうなったんだろう・・…
ティファニーのテーブルマナー :W.ホービング著のレビューです。 ティファニーのテーブルマナー 作者:W.ホービング 発売日: 1969/12/10 メディア: 単行本 ユーモアたっぷりのテーブルマナー本。挿し絵もキュートです。 ちょっと前に再ブレイクした一冊。 私…
マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り :工藤隆雄著のレビューです。 マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り 作者:工藤 隆雄 発売日: 2016/09/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) 一日三頭以内。クマは四頭獲ってはいけません。 以前「邂逅の森」を読んで、マタギの…
心がほどける小さな旅:益田ミリ著のレビューです。 心がほどける小さな旅 作者:益田ミリ 発売日: 2012/04/06 メディア: 単行本 ひさしぶりに、益田ミリさんの世界へ。 もう、ミリさんのイラストを見ているだけで、気分がほんわか。へニョへニョなリラックス…