うずまきぐ~るぐる 

読書書評ブログへようこそ!読んだ本についてのあれこれを思いのままにぐるぐるかきます。

本の紹介(男性作家た行)

【レビュー】十年後の恋:辻仁成

十年後の恋:辻仁成著のレビューです。 十年後の恋 作者:辻 仁成 発売日: 2021/01/26 メディア: 単行本 その恋は本物?振り子のように揺れ動くおんな心が丁寧に描かれる なんか久しぶりにしっとりした大人の恋愛小説を読んだなぁと思えた作品。そして、コロ…

【レビュー】真夜中のたずねびと: 恒川光太郎

真夜中のたずねびと: 恒川光太郎著の感想です。 真夜中のたずねびと 作者:光太郎, 恒川 発売日: 2020/09/16 メディア: 単行本 うーん、気が滅入るなぁ。。 今までの恒川さんの作風と同系列なのか?と訊かれたら、きっとそうなのかもしれない。けれどもわた…

【レビュー】家族スクランブル:田丸雅智

家族スクランブル:田丸雅智著のレビューです。 家族スクランブル 作者: 田丸雅智 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/05/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 誤変換っぽいタイトルから想像がふくらむ 18話のショートショート。どの話も程…

【レビュー】最高殊勲夫人:源氏鶏太

最高殊勲夫人 :源氏鶏太著のレビューです。 最高殊勲夫人 (ちくま文庫) 作者: 源氏鶏太 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/09/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 恋愛にうつつを抜かしている昭和の会社はなんだか楽しそう! 源氏渓太氏の…

【レビュー】滅びの園:恒川光太郎

滅びの園:恒川光太郎著のレビューです。 滅びの園 (角川書店単行本) 作者: 恒川光太郎 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2018/05/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ◆話がちょっと壮大すぎて・・・・。 最終的には恒川ワール…

【レビュー】えびす聖子:高橋克彦

えびす聖子:高橋克彦著のレビューです。 えびす聖子 (文春文庫) 作者:高橋 克彦 発売日: 2010/12/03 メディア: 文庫 ◆ひとつひとつ制覇していく感じがRPGっぽいです 古本屋さんでこのインパクトのある装丁が目に入り、 「古事記」を絡ませた話のようだっ…

【レビュー】まちがい:辻仁成

まちがい:辻仁成著のレビューです。 まちがい 作者: 辻仁成 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/01/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 思いがけない友人の依頼から始まる関係はとは一体…。執着、嫉妬、裏切りを感じながら、本気の恋へと巻…

【レビュー】夜市:恒川光太郎

夜市:恒川光太郎著のレビューです。 夜市 (角川ホラー文庫) 作者: 恒川光太郎 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/05/24 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 114回 この商品を含むブログ (84件) を見る ◆人気の「夜市」に出かけて…

【レビュー】こなもん屋馬子:田中啓文

こなもん屋馬子:田中啓文著のレビューです。 こなもん屋馬子 作者: 田中啓文 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2011/10/20 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (9件) を見る ◆馬子さん、強烈・す・ぎ・る 〇コナモン全般・なんでも…

【レビュー】またやぶけの夕焼け:高野秀行

またやぶけの夕焼け:高野秀行著のレビューです。 またやぶけの夕焼け (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/05/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ◆「ただいまー」「行って来ますー」。昔の小学生は遊びに忙しか…

たまさか人形堂物語 :津原泰水

たまさか人形堂物語 :津原泰水著のレビューです。 たまさか人形堂それから 作者: 津原泰水 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/05/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る ◆ラブドールも普通の人形に思えた!? 「たまさか人形堂」は…

【レビュー】抱擁 :辻原登

抱擁 :辻原登著のレビューです。 抱擁 作者:辻原登 発売日: 2017/03/10 メディア: Kindle版 少女には見えて、わたしには見えない誰かとは? ミステリー小説なのでしょうけど、ふわふわとした浮遊感とずっと微熱状態が続いているような読み心地。 がっつり原…

【レビュー】この国の空:高井有一

この国の空:高井有一著のレビューです。 この国の空(新潮文庫) 作者:高井 有一 発売日: 2015/07/17 メディア: Kindle版 特別な状況下にあった不倫の恋は・・・・ 母と娘の里子、そして叔母。 3人が暮らす東京杉並界隈を舞台に、 戦中の庶民の生活をつぶさ…

【レビュー】草祭:恒川 光太郎

草祭:恒川 光太郎著のレビューです。 草祭 (新潮文庫) 作者:光太郎, 恒川 発売日: 2011/04/26 メディア: 文庫 さぁ、怖いものシーズン開幕です!まずは「美奥」へ 恒川作品は面白いと思う反面、それと同じくらい書評を書くのが難しい・・・という図式がほぼ…

【レビュー】秋の牢獄:恒川光太郎

秋の牢獄:恒川光太郎著のレビューです。 秋の牢獄 (角川ホラー文庫) 作者:恒川 光太郎 発売日: 2010/09/25 メディア: 文庫 毎日同じ日が繰り返される世界に迷い込み・・・ あ~もう今日が終わらなければいいのに! あ~早く今日が終わってくれればいいのに…

【レビュー】細雪:谷崎潤一郎

細雪:谷崎潤一郎細雪:谷崎潤一郎著のレビューです。 細雪 (中公文庫) 作者:谷崎 潤一郎 発売日: 1983/01/10 メディア: 文庫 谷崎文学とともに過ごした1年を振り返りながらの「細雪」 すごくすごく長い小説で、一体結末はどこに辿りつくのか?ひょっとした…

【レビュー】人魚の嘆き・魔術師:谷崎潤一郎

人魚の嘆き・魔術師:谷崎潤一郎著のレビューです。 人魚の嘆き・魔術師 (中公文庫) 作者:谷崎 潤一郎 発売日: 1978/03/10 メディア: 文庫 読めば読むほどその多才っぷりを知り溺れてゆく私 谷崎潤一郎という作家は、本当にいろいろな顔を持つ作家だ。 こん…

【レビュー】幼少時代:谷崎潤一郎

幼少時代:谷崎潤一郎著のレビューです。 幼少時代 (岩波文庫) 作者:谷崎 潤一郎 発売日: 1998/04/16 メディア: 文庫 短編小説の「少年」を読んで、一気に谷崎の幼少時代に関心が高まる。 「少年」は子どもたちの話ではあるが、非常にSM度の高い小説で、も…

【レビュー】ショートショート・マルシェ:田丸雅智

ショートショート・マルシェ:田丸雅智著のレビューです。 ショートショート・マルシェ (光文社文庫) 作者:田丸 雅智 発売日: 2015/07/09 メディア: 文庫 作品の組み立て方も面白い まったくの個人的な印象なのだけれど、田丸さんの3冊の短編集を今年は立て…

【レビュー】刺青・秘密:谷崎潤一郎

刺青・秘密:谷崎潤一郎著のレビューです。 刺青・秘密 (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 発売日: 1969/08/05 メディア: 文庫 ちびっこたちの芝居ごっこは、とんでもないことに! 谷崎の色々な「味」が愉しめる、所謂バラエティパック的な1冊。短編が7つです。…

【レビュー】猫と庄造と二人のおんな:谷崎潤一郎

猫と庄造と二人のおんな:谷崎潤一郎著のレビューです。 猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 発売日: 1951/08/25 メディア: 文庫 ♪逢いたさ見たさ病めるMy Mind ♪ これはもう猫様に仕えて、仕えて、仕えまくった人でないと到底書けない小…

【レビュー】春琴抄:谷崎潤一郎

春琴抄:谷崎潤一郎著のレビューです。 春琴抄 (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 発売日: 1951/02/02 メディア: 文庫 美しい文章から谷崎の本気を見る (ネタバレ注意です!) 谷崎文学書評も5冊目です。今回はちょっといつものニヤリ感が出ないほど、美しい文…

【レビュー】卍(まんじ):谷崎潤一郎

卍(まんじ):谷崎潤一郎著のレビューです。 卍(まんじ) (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 発売日: 1951/12/12 メディア: 文庫 スライド方式的に関係性が複雑に まったく谷崎の引き出しの多さに驚かされます。今回はページを開くと、いきなり話し出す女性が一人…

【レビュー】台所太平記:谷崎潤一郎

台所太平記:谷崎潤一郎著のレビューです。 台所太平記 (中公文庫) 作者:谷崎 潤一郎 発売日: 1974/04/10 メディア: 文庫 入れ代り立ち代り、女中さんがやって来る 女中さんが何人登場したのだろうか?途中から、誰が誰だか区別がつかなくなっているほど、女…

【レビュー】蓼喰う虫:谷崎潤一郎

蓼喰う虫:谷崎潤一郎著のレビューです。 蓼喰う虫 (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 発売日: 1951/11/02 メディア: 文庫 仮面夫婦の6つの約束事とは・・・ ──「著者の私生活を反映した問題作」 ──うはぁー、この一文はあとから知った。 ってことは、主人公の…

【レビュー】痴人の愛:谷崎潤一郎

痴人の愛:谷崎潤一郎著のレビューです。 痴人の愛 (中公文庫) 作者:谷崎 潤一郎 発売日: 2006/10/25 メディア: 文庫 「賢者の愛」、「痴人の愛」を読み比べてみた ほかに読む予定だった本の山に割り込んで来た谷崎作品。それもこれも山田詠美氏の「賢者の愛」…

【レビュー】海色の壜: 田丸雅智

海色の壜: 田丸雅智著のレビューです。 海色の壜 (双葉文庫) 作者:田丸 雅智 発売日: 2017/08/05 メディア: 文庫 好奇心を煽られるタイトル、そこから広がる展開に唸る ロマンチックなタイトルですねぇ。ショートショートは最近、ぜんぜん読んでいなかった…