うずまきぐ~るぐる 

読書書評ブログへようこそ!読んだ本についてのあれこれを思いのままにぐるぐるかきます。

【レビュー】まちがい:辻仁成

まちがい:辻仁成著のレビューです。  

まちがい

まちがい

 

 

◆思いがけない友人の依頼から始まる関係はとは一体…。
  執着、嫉妬、裏切りを感じながら、本気の恋へと巻き込まれてみませんか?

 

離婚したい男性が、友人に妻の浮気相手になってもらい
上手く別れられるよう協力を依頼するところから話が始まります。

渋々始まった関係がやがて本気の恋へと向かうのですが 
あることから彼女が夫と身体の繋がりが切れていない
事実を知ってしまいます。
彼女、彼はどのような道を進むのか…

この小説全体を通じて執着、嫉妬、裏切りがずっと横たわっている感じがしました。

特に仕事で成功しても、永遠に勝てない相手への嫉妬。
相手の身体に刻まれた跡への嫉妬。
それでも何かに執着する気持ち。
男性達の嫉妬や執着があちこちで見られます。

後半 舞台は海外へ。辻さんの世界は本であれ映像が広がる
心地よさがあります。

読んでいるうちに、私もすっかり登場人物たちの世界に
はまり込んでしまった感じがしました。

恋愛小説と言えば、女性の読者が多いと思いますが、
この小説は男性にも無理なく読める1冊だと思います。

恋は期待をするもの でも愛は期待しちゃいけないもの
という言葉が最後にずしっと残りました。