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うずまきぐ~るぐる 

*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【作家別書評一覧】角田光代の作品一覧/ガイド/書評

 

 

 

こちらは私が読んで書いた角田光代さんの作品の書評一覧です。

これからも読み終わったら随時更新していきます。

 

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著者プロフィール

1967(昭和42)年神奈川県生れ。魚座。早稲田大学第一文学部卒業。1990(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。(新潮社HP・著者プロフィールより)

作風

角田光代作品はどんな感じ?

私が読んで来た角田作品は、圧倒的に女性が主人公のものが多い。女性が持つ葛藤や心理を綿密に丁寧に描いている。時にそれらが犯罪絡みになっていくものもあるが、極悪というよりむしろ犯罪を犯した女性に同情してしまう感じが角田さんならでは。

文章は細かく編み込んでいくというイメージがある。スルスル読めるわりになかなかページは進まない。そして徐々に重くなっていく。読了まで意外に時間がかかります。また、出て来る人々の何とも言えない「嫌な感じ」や「歪み」が本当にイラつかせられるほど上手い。角田作品を読むことは気合いが要る。

一方、エッセイは気軽に読めます。旅とグルメ系は本当に楽しい。旅好きの角田さん。旅を重ねただけあって素敵なエッセイが多い。他にも、飼い猫のエッセイは目頭を熱くしながらも楽しく読める。角田さんは古本を含め書籍関連に精通している。それらのことが執筆されているものもかなり参考になります。

小説

「銀の夜」一体、自分は何を目指し、どこへいこうとしているのだろう?

「私のなかの彼女」嫌な感じを描くのが実に上手い長編小説

★イチオシ!「笹の舟で海をわたる」ある兄弟のもとに嫁いだ二人の女性と「昭和」

「坂の途中の家」角田さんの描く関係性の違和感はじっとり纏わりつく

「紙の月」横領事件を起こした女性、何故か責める気にならなかった角田マジック

「月と雷」もしもあの時....が、頭のなかをよぎる

 

「彼の彼女たち」人気作家たちが手掛けたジョイント小説

 

 

 

エッセイ



★イチオシ!

 

 




旅関係のエッセイ


★イチオシ!

 

 

 

 

その他

イチオシ!

 

 

 



 


角田さんの作品はまだまだたくさんあります。読み終わり次第、随時レビューを更新していきます!