今年の振り返り
マイベスト12
順位付けをしようかと思いましたが、どーーしても、決められませんでした(笑)
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■今年は山田詠美で始まり、山田詠美で終わる。といった流れでした。どちらの作品も長年のファンにとっては「ご褒美」みたいな作品で、思い切り泣き笑いしました。
■親子でランクインしたのは、有吉佐和子さんとその娘の有吉玉青さん。玉青さんはしっとり落ち着いた恋愛小説、佐和子さんの方はドタバタとした旅行記で、真逆の作風が面白かったです。
■珍しく時代ものが入りました。「木挽町のあだ討ち」。こちらは物語の面白さを存分に味わえる1冊でした。その後、直木賞を受賞。納得、納得の直木賞受賞作でした。
■ちょっといつものと違う短編だと思ったのが村山由佳さんの「ある愛の寓話」。こちらはどの短編も素晴らしかったなぁ。今まで読んだ村山さんの短編の中で一番好きになりました。
■三浦しをんさんは久しぶりでした。バディものから火が付き、ずっと気になっていた「箱の中」へと。今度はBL世界に惹きこまれた2か月でした(笑)
■西加奈子さんの「くもをさがす」は、カナダでの生活と癌を患った西さんの日常を描いたエッセイ。とにかくおすすめ。読んで!
■「カヨと私」では、どっぷり「ヤギ」の世界にハマりました。なんとも不思議な読み心地。他ではちょっと味わえないかも。ヤギに対する見方が少し変わった!?
■そして「私はスカーレット」。「風と共に去りぬ」は、いつか観なきゃ、読まなきゃと思っていたのですが、林さんが読み易いものを出してくださって、ようやくどんな話なのか知れました。読む前と読んだ後のスカーレットのイメージが全く違った。やはり読んでよかったな~。
まとめ
2015年~2020年まで お気に入り本のまとめ
2021年~ お気に入り本のまとめ(2021年~)
来年もたくさんの本のご紹介ができるといいなと思っています。来年もどうぞよろしくお願いします。2023年末