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うずまきぐ~るぐる 

*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【読書まとめ】2023年・読んでよかったベスト12冊

 

 

 

 

今年の振り返り

マイベスト12

順位付けをしようかと思いましたが、どーーしても、決められませんでした(笑)

 

(書影、クリックするとAmazonサイトが覗けます)

私のことだま漂流記すべてのことはメッセージ 小説ユーミンある愛の寓話 (文春e-book)木挽町のあだ討ちカヨと私くもをさがす女二人のニューギニア (河出文庫)墨のゆらめき箱の中 【講談社版】 (講談社文庫)美しき一日の終わり (講談社文庫)私はスカーレット 上肌馬の系譜 (幻冬舎単行本)

 

■今年は山田詠美で始まり、山田詠美で終わる。といった流れでした。どちらの作品も長年のファンにとっては「ご褒美」みたいな作品で、思い切り泣き笑いしました。

私のことだま漂流記

肌馬の系譜 (幻冬舎単行本)

 

■親子でランクインしたのは、有吉佐和子さんとその娘の有吉玉青さん。玉青さんはしっとり落ち着いた恋愛小説、佐和子さんの方はドタバタとした旅行記で、真逆の作風が面白かったです。

女二人のニューギニア (河出文庫)

美しき一日の終わり (講談社文庫)

 

■珍しく時代ものが入りました。「木挽町のあだ討ち」。こちらは物語の面白さを存分に味わえる1冊でした。その後、直木賞を受賞。納得、納得の直木賞受賞作でした。

木挽町のあだ討ち

 

■ちょっといつものと違う短編だと思ったのが村山由佳さんの「ある愛の寓話」。こちらはどの短編も素晴らしかったなぁ。今まで読んだ村山さんの短編の中で一番好きになりました。

ある愛の寓話 (文春e-book)

 

三浦しをんさんは久しぶりでした。バディものから火が付き、ずっと気になっていた「箱の中」へと。今度はBL世界に惹きこまれた2か月でした(笑)

墨のゆらめき

箱の中 【講談社版】 (講談社文庫)

 

西加奈子さんの「くもをさがす」は、カナダでの生活と癌を患った西さんの日常を描いたエッセイ。とにかくおすすめ。読んで!

くもをさがす

 

■「カヨと私」では、どっぷり「ヤギ」の世界にハマりました。なんとも不思議な読み心地。他ではちょっと味わえないかも。ヤギに対する見方が少し変わった!?

カヨと私

 

■そして「私はスカーレット」。「風と共に去りぬ」は、いつか観なきゃ、読まなきゃと思っていたのですが、林さんが読み易いものを出してくださって、ようやくどんな話なのか知れました。読む前と読んだ後のスカーレットのイメージが全く違った。やはり読んでよかったな~。

私はスカーレット 上

私はスカーレット 下

 

まとめ

2015年~2020年まで お気に入り本のまとめ 

2021年~ お気に入り本のまとめ(2021年~) 

 

来年もたくさんの本のご紹介ができるといいなと思っています。来年もどうぞよろしくお願いします。2023年末