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うずまきぐ~るぐる 

*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【レビュー】大人の食物アレルギー:福冨友馬

 

 

大人の食物アレルギー:福冨友馬著のレビューです。

 

 

☞読書ポイント 

「成人の10人に1人に症状あり」と言われるほど、アレルギーを持っている人は結構多い。アレルギーか否か、「もしかしたら」と疑いのある方はぜひ一読を。大人になってもアレルギーは発症するのです。

 

食物アレルギーは、大人になっても発症する

 

大人になってから「花粉症」になったって話はよく聞く。かくゆう母も高齢になってから軽症ではあるけど「花粉症」になった。花粉症はもう国民病と言ってもいいほど罹る人が多いけど、食物アレルギーはどうだろう?

 

コロナのワクチンを打つことになった時、この問題をすごく考えた。もしかしたらアレルギー反応が出るかもって。自分は杉やブタクサの花粉症は毎年症状があるので確定ものだけど、他のものに関して検査をしてないので判らない。

 

自覚して疑わしいと思っているものは、美容院のパーマ液とかカラー剤のジアミン。あと、最近はパイナップルを食べ過ぎると少し息苦しくなる。これはどうなんだろう。

 

そして、最大の謎は、外食のお好み焼きを食べると気分が悪くなる。2回同じ店で食べて同じ症状が出た。倒れはしなかったけど、動悸と息苦しさ、吐き気、咳も出た。しばらく休んで帰宅したけど、こんな症状は滅多にない。お好み焼きで偶然に2度もってことはなんかあるのではないかと。それ以来、お好み焼きNGにしているのですが、色々調べてみたら、どうもちゃんと管理されていない小麦粉の中にいるダニではないかと。確か熱っしても無駄で、アレルギーは出るとか。特に日本は湿度が高く、こういった粉にダニがわきやすいみたいで。

 

最初は山芋を疑ったのだけど、どうもダニ関係かなと。でもこれって検査したら判るのかな?そんな検査あるのかな?って常々思っていたところに、この本を見つけました。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、私のように「もしかしたら、これってアレルギー?」なんて疑いのある方は一度目を通すと良い本だと思います。果物アレルギーを発症する人のほとんどが花粉アレルギーを持っているとか、砂糖の摂りすぎはアレルギーの発症、増悪(病状がさらに悪化すること」など、思わぬところで意外なものがアレルギーと繋がっている....なんてことも知った。

 

本書は原因の食物、アレルギーのメカニズム、よくあらわれる症状、検査、診断、治療、対処法等々、あらゆるアレルギーについての疑問が解りやすく書かれています。

 

恐らくわたしの検査項目は「ダニ」、陽性確率の高い食物アレルギーは「パンケーキ症候群」(経口ダニアナフィラキシー)ってやつなのかなってところまで見えてきました。検査する機会を作って調べてみたいと思います。

 

最近では魚のアニサキスが話題になっていて、なんだかお刺身やお鮨を食べるのを躊躇しちゃいます。どうして美味しいものにはこういった試練がついてくるのだろう。....と、ブツブツ言いたくなる。お好み焼もそろそろ食べたいんだけどなぁ(忍)

 

【つなぐ本】本は本をつれて来る

*遅発型フードアレルギーって?

こういう本もあるみたいです。

普段食べているものが何か健康に影響しているのか?