イギリスアンティーク手帖:ささきひとみ著のレビューです。
イギリスアンティーク手帖: 英国コッツウォルズのショップオーナーと一緒に学ぼう!
- 作者: ささきひとみ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/11/27
- メディア: 単行本
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◆ページをめくるだけで幸せな一冊
月に1度は見たくなる眼福本。ちょっと眺めないと「何かが足りない」と思うようになってしまったほど、こういう本は必需品になりつつあります。
顔はニンマリ、読み終わると深いため息。ため息はきっとなかなか自分の手には入りそうもないものへの強い憧れ。そして何故か蚤の市や骨董市に今すぐ出かけたいという焦燥感。必ずこのサイクルを読後に味わうという流れ(笑)
暖かくなったので、また出かけていくわけだが、その前に出来るだけ良いものを目に焼き付けておこうという健気な自分も居たりします。
というわけで、写真を眺めながら結構色々なことを考えています。
本書はイギリスのアンティークの食器や雑貨、ぬいぐるみなど、カラー写真と可愛いイラストを交えながら解説。写真はかなり綺麗です。が、145頁からいきなり2色刷りになっているのは予算切れ?せっかくなのだからすべてカラーページにすればよいのに~~もったいない。
ほとんどのものはすでに各アンティーク本を読んでいれば自ずと知れるものばかりなのですが、今回楽しかったのは「紅茶占い」のできるティーカップ。コーヒー占いはトルコ等にもあってやってもらったことはあるけれども、紅茶はないなぁ・・・。底に残った茶葉で占うらしいのですが、そのカップがカワイイこと!フォーチュリングカップって言うらしいです。(あの歌が流れて来そうw)トランプの模様のものから、様々な意味ありの絵柄が散りばめられているパラゴンのカップは見ているだけで楽しいです。
テディベアのページは今まで楽しかったけれども、昨年読んだ「こうしてイギリスから熊がいなくなりました」ミック・ジャクソン著の作品を思い出し、ちょっと切なくなったりも.....(>_<)
綺麗な模様のモートスプーンやティーインフューザーが欲しいなぁ。などなど・・・欲しいものがまた見つかったところで、とりあえず気持ちも満たされ本を閉じました。
今年はどんな物との出合いがあるかな~~。
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