うずまきぐ~るぐる 

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ふたりのロッテ:エーリヒケストナー

 ふたりのロッテ:エーリヒケストナー著のレビューです。

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

  • 作者: エーリヒケストナー,ヴァルター・トリアー,Erich K¨astner,池田香代子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/06/16
  • メディア: 単行本
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幸せを自分たちで手に入れた少女たち

 

「点子ちゃんとアントン」が面白かったので
引き続きケストナーの作品をと思って手に取ったが、
途中まで読んで再読であったと気づく(笑)

この物語は自らの手で家族の幸福を再び手に入れた
二人の小さな少女たちの話。

双子のルイーゼとロッテは昔、両親が離婚してしまったため、
別々に引き取られ生活をしていました。

ある夏、スイスの林間学校で、ふたりは出会う。
あまりに自分たちが似ていることから仲良くなり、
自分たちの生まれや境遇をはなしたところ、
どうも姉妹であることに気づくのです。

ふたりはこの夏休みの間、両親を再び仲直りさせようという
壮大な計画を立て、またみんなで暮らせるようにと願う。

父親に再婚話も持ち上がっていることから、
難しい状況ではあり、ん~果たしてこの計画
上手くいくのかな・・・。

結末は途中で思い出して解っていたけど、
はやくそのシーンに出合いたくて、後半はビュンビュン
読み進めました。

点子ちゃんもそうだったけど、ルイーゼもロッテも、
なかなか行動力のある女の子たち。

大人になったら尻ごみしちゃうようなことに
ずんずん立ち向かってゆくあたりがまぶしいくらい逞しい。
いいなぁ、自分たちの幸せを求めてまっしぐらな
少女たちの姿って。

 

掛ける2倍になって幸せが訪れる

 

おわりを迎える時間に近づくほどどんどん気持ちが
ほんわかして来るのも、ケストナーの作品ならでは。

そして、そして、掛ける2倍になって幸せが訪れる。
その瞬間に立ち会いたくて、また次の作品を求めてしまう。

戦後日本に来た最初のドイツ映画が「ふたりのロッテ」だと言う。
日本では美空ひばりさんが一人二役で演じた映画もあったそう。
映画のほうも興味深いところです。

 

 

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