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*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【レビュー】風立ちぬ:堀辰雄

 

 

風立ちぬ:堀辰雄著のレビューです。

風立ちぬ (アニメ 日本の名作)

風立ちぬ (アニメ 日本の名作)

 

 

映画ではどうなのか?気になるところです

 

原作を読んだことがなかったので、せめてどんな内容の話なのか、知っておこうと借りて来ました。

 

この暑さで読書がなかなか進まないのもあって、今回は児童書でサクッと読むことにしました。


ある作家の「わたし」と絵を描くことが好きな少女との淡く儚い恋愛ストーリー。

 

話の内容は複雑なものではなく、出会いから少女が結核の病で亡くなってしまうまでの、二人の静かで清らかな世界を描いたものです。

 

特に少女がまだ元気な時に二人で過ごした高原のシーンはとてもとても清涼感があり、本当に心地よい風が吹いて来そうな美しい情景が広がっています。

 

「風立ちぬ、いざ生きめやも。」

 

この詩の一節が出てくるあたりのシーンは秀逸。

さて、ジブリ映画では、この話が一体どんな風に描かれているのか?
ますます興味がわいてきました。