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【レビュー・感想・あらすじ】ひょうたんブック :野村麻里

 

 

 ひょうたんブック :野村麻里著のレビューです。

ひょうたんブック

ひょうたんブック

 

 

感想・内容  ボッ・キュ・ボン 形も可愛い ザ☆HYOTAN

 

図書館の新刊の棚に、ひょっこり鎮座していた1冊。
開いたところ、ちょうど「崎陽軒のしゅうまい」の醤油入れ「ひょうちゃん」がズラリ~ズラリ~。

 

ぎゃお!あまりの可愛さに他のページは見ずに借りてきました。

というか、「ひょうたん」関係だけで本が1冊成り立つってスゴイ。
おかげで、「ひょうたんヒストリー」なるもので、歴史から学ばせていただきましたよ。

 

故郷は北アフリカ。モロッコ、エチオピアあたりが原産とされるらしい。
日本は福井県鳥浜貝塚から出土されたとのことだ。そして、ひょうたんはお酒を入れるうつわだったそうです。だから、居酒屋やおでん屋など、お酒を出す店の屋号やマークに使われることが多いんですね。

 

 

 

 

・・・と、難しい由来などはこのくらい解ればいいや~くらいの感覚で、メインのひょうたんグッズや食べ物の写真に目を移す。どれを見てもひょうたんの形ってほのぼのしますよね。植物界の「癒し系」ですよ。

 

で、話は戻りますが「崎陽軒」のアレ。
ひょうちゃん、うちにも幾つか集まっていますが、「愛されて58年」ですって。なんと、大先輩ではないか!「ちゃん付け」で呼んで良いのか?

 

漫画家・横山隆一によるひょうちゃん誕生は昭和30年。
本体は愛知の瀬戸製。口の部分は平成8年にコルクからゴムへ。

 

創業80周年記念のひょうちゃんは、オサムグッズで有名な原田治氏のデザイン。めっちゃ可愛いです。家にあるかな~。

 

あと、ひょうたんと言えば…この本で思い出しましたよ。憎き「かたぬき」を(笑)

縁日に登場する「かたぬき」のひょうたんも、難易度をつけるために様々な種類のひょうたんがあったのですね。今でも100枚630円で買えるそうですが…ってことは、
縁日のかたぬき屋さんって相当儲けていたんだな…なんてことも発見しました。ちっ。

 

ということで、上品なひょうたんから、キュートなひょうたんまで、ひょうたん一色、

ひょうたん三昧な1冊でありました。

 

 

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