うずまきぐ~るぐる 

読書書評ブログへようこそ!読んだ本についてのあれこれを思いのままにぐるぐるかきます。

【レビュー】五月女ケイ子のレッツ!!古事記 :五月女ケイ子

 

五月女ケイ子のレッツ!!古事記 :五月女ケイ子著のレビューです。

五月女ケイ子のレッツ!!古事記

五月女ケイ子のレッツ!!古事記

 

 

 

◆古典で笑いすぎ!?

 

 

古事記を把握したい一心で、あれこれ読み漁っておりました。

【これまでの読書経緯】

①「古事記」(角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
②とんでもなく面白い『古事記』 (PHP文庫)
③阿刀田高の楽しい古事記


きっかけ本になったのは桐野夏生さんの「女神記」

あれから、長い長い道のりになるであろう「古事記道」を歩みはじめ、
様々な情報を入手しながら現在に至ってます。


さてさて、4冊読んでみて、神話の部分(上巻)は

いずれも取り上げられている話はほぼ同じなので、

何度か読み進めていくうちに、登場人物の性格や状況が
自分の頭の中で整理されて行きました。

 

①で話を大雑把に掴み、②は辞書代わり、マメ知識に役立ち、
③は古事記通のおじさんとゆかりの地を巡りながら話の細部を知る。

 

そしていよいよ、楽しみにしていたのがこの本。

なにせ古事記に出て来る人物は英雄ほど呼び名がたくさんある

ということで表記も漢字であったりカタカナであったりするのが

混乱の元になる。私も何度悲鳴を上げては、疲れ果て居眠りしたことか…。

 

登場人物が多いのと、長ったらしい名前が原因で挫折しちゃう人も結構
居ると思うのですが、漫画の力をもってこの問題を楽々解決してくれている。

なので、「古事記は」この本から…とお薦めしたいところだけど、
個人的には何冊か読んだあとにここに辿りつくことを願う。

 

とにかく、うっすらでも内容を知った上で読むと、

いかにこの本がコンパクトに要点を押さえているかも解るはずです。

 

また、今まで自分なりに描いて来た世界が正しかったか?などの

答え合わせ的にも使えたりしました。

苦労が報われる気がした瞬間。だからこそ、数冊読んでから
この本を…というコースをおすすめしたいと思うのです。

 

個々の感情が見た目で解り、あまりの面白さに私、悶絶し、
何度も噴きだしちゃいましたよ。声が出た時たときには

さすがに古典で笑いすぎ!と反省。

グロテスクな部分をゆるゆるした絵で表現されていますが、

エグイ部分もしっかりキャッチできます。

 

私にとって「古事記」関係を読んでいて、初の途中で寝なかった本です(祝)


図書館で借りてきましたが、手元に置いておきたい1冊。
古事記でつまずいた人、つべこべ言わずにコレ読んで!

 

さて、次は…最終的には岩波文庫あたりをスラスラ読めるように

なりたのですが、まだまだ旅は続きます。