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【レビュー・あらすじ・感想】古事記 :角川ソフィア文庫-ビギナーズ・クラシックス

 

 

古事記 :角川ソフィア文庫-ビギナーズ・クラシックスのレビューです。

古事記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

古事記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

 

 

感想・あらすじ 古事記への道のりはまだまだ遠い…

 

やっぱり、読みながら途中で寝た。

桐野夏生の「女神記」を読んで、これは「古事記」も一度、きちんと読まないとなぁーと思い、出来るだけ噛み砕いたものから入ってみようと、選んだのがこの1冊。

 

何と言っても「ビギナーズ」とつくシリーズだからね。
これで脱落したら、救いようがないぞ!と自分に言い聞かせて読み始めました。

 

 

 

 

現代語訳と原文で構成され、写真、絵、地図などをふんだんに取り入れ興味が持てるように、様々な解説がされています。

 

この1冊で上・中・下巻のハイライトを抜粋してくれているので、大きな流れと、古事記の面白さは十分理解できます。特に上巻のイザナキとイザナミの聖なる結婚の話は神秘的かつエロチックで何度読んでも面白い。


また、古代出雲大社の復元図には本当に驚かされる。ひとつひとつの話は本当に面白いんですよ。けど、やはり登場人物が多すぎるーーーー!神名、天皇名、地名…。
しかもカタカナ名ばかりなので、もう混乱混乱。

 

やっとこの人物のことが分かって来たぞ!というところで、次の話に入っていて、また別の名のカタカナがやってくる。そして、気付いたら寝ているワタシ…。まるで学生時代と同じ図じゃないの。

 

ダメダメの読書でしたが、今回の狙いは「全体を掴む」ということで自分なりには満足。

 

1冊で理解できる内容ではないことも教えてくれたこの本。
もういいや…と思わせないところがこの本の凄いところ。

 

しかも、「もっとくわしく勉強したい方に」と、たくさんの本とサイトの紹介までしてくれている。時期をみて、「古事記」はあと数冊読んでみたいと思う。漫画って手もあるかな…。

 

 

 

 

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