文庫の新刊案内! 今月発売の文庫本&注目本をまとめました。
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ここでは文庫化された小説やエッセイなどをピックアップして掲載しています。読み逃した本、文庫されるまで待っていた本と出合えることを目指します。※詳細はリンク先のAmazonで。
2024年8月発売の文庫本
■林真理子 たまには冒険 美女入門19 (マガジンハウス文庫)
■中山七里 境界線 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
■くわがきあゆ 復讐の泥沼 (宝島社文庫)
■岩井志麻子 ふるさとは岡山にありて怖きもの 岩井志麻子怪談掌編集 (宝島社文庫)
■松浦弥太郎 [よりぬき] あたらしいあたりまえ。BEST101 (PHP文庫)
■朱川湊人 いっぺんさん (実業之日本社文庫)
■東川篤哉 新 謎解きはディナーのあとで
■桜木紫乃 ブルースRed (文春文庫)
■大島真寿美 結 妹背山婦女庭訓 波模様 (文春文庫)
■古市憲寿 アスク・ミー・ホワイ (文春文庫)
■朝比奈秋 私の盲端 (朝日文庫)
■澤村伊智 怖ガラセ屋サン (幻冬舎文庫)
■湊かなえ 残照の頂 続・山女日記 (幻冬舎文庫)
■益田ミリ 考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール (幻冬舎文庫)
■群ようこ 今日はいい天気ですね。 れんげ荘物語 (ハルキ文庫)
■越谷オサム たんぽぽ球場の決戦 (幻冬舎文庫)
■夕木春央 方舟 (講談社文庫)
■染井為人 滅茶苦茶 (講談社文庫)
■坂井希久子 髪結いお照 晴雨日記 同業の女 (徳間文庫)
■水木しげる 水木しげる厳選集 虚 (ちくま文庫 み-4-41)
■片岡義男 英語で日本語を考える (ちくま文庫 か-21-3)
■原田ひ香 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか (中公文庫, は74-2)
■角田光代 タラント (中公文庫, か61-6)
■松任谷正隆 おじさんはどう生きるか (中公文庫, ま56-1)
■宮本輝 人生の道しるべ (集英社文庫)
■花村萬月 対になる人 (集英社文庫)
■燃え殻 これはただの夏(新潮文庫)
■加門七海 黒爪の獣 (光文社文庫)
■カツセマサヒコ 夜行秘密 (双葉文庫)
勝手にセレクト!今月の注目本
今月はちょっと変わったタイトルが目に留まった作品を2冊。まずは「私はチクワに殺されます」 です。殺人から最も遠い存在だと思えるものがまさかのサスペンス!?この発想が凄いですよね。チクワの穴は危険危険!
内容
チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、気づいてしまった事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。ラストには予想不可能な結末が待ち受ける、前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕!(Amazonより)
こちらの作品もタイトルだけでは何のことやら状態。無人となった東京って設定も意味不明ですが、分からな過ぎて逆に読みたくなるという....ある意味上手いタイトルですよねぇ。
内容
全人類、ずうっっとフルリモートです! 無人となった東京で、山手線が加速器=物理学者の顕微鏡、べんりでだいじな実験装置(ただし巨大)に転生! よくわからないけどすごい奴で、しかもヒトの言葉がしゃべれるのである【表題作】。蔓延する超強力ウイルスのパンデミックを恐れ、都市文明を放棄した人類はすべてリモートで生きている。そんな世界を舞台に、奇想天外な発想とユーモアが爆発する傑作が詰まった短篇集。(Amazonより)
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