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【レビュー・感想】アンガーマネージメント手帳: 日本アンガーマネージメント協会

 

 

アンガーマネージメント手帳: 日本アンガーマネージメント協会のレビューです。

アンガーマネジメント手帳 2020年版

アンガーマネジメント手帳 2020年版

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本
 

 

無駄なイライラを減らして、マイルドなわたしになろう!

 

(本が好き!の献本書評です。スマートニュースの読書欄に掲載されました!)

 

年を取ると人は丸くなるとか、怒らなくなるとかよく聞くけれど、果たして自分はどうなのだろうか?確かに若い時のようにわー―っと、怒りや不満を露わにすることはなくなったけれども、なんというか、表には出さない分、ちょっとのイラつきがくすぶり、ジメジメと尾を引いている自分に気づくことが多い。

家族に向けてはそれとは異なり、怒ってもせいぜい数時間。何度も経験しているイライラの行方は見えているので、無駄なエネルギーは極力使わなくなった気がします。


「アンガーマネージメント」という言葉、最近よく耳にしていました。感情のコントロールは難しそうだけれども、しっかり意識して習慣化したら自身が楽になれるものかもしれないなぁーとぼんやり思っていたところでした。

 

 

 


さて、その方法です。ここでは手帳に書いて怒りをコントロールしていくというスタイル。「記録」はゆっくりだけれども、それなりの効果があるように思えます。

というのも、みなさん覚えているでしょうか?「レコーディングダイエット」ってやつを。毎日自分の食べたものを記録していくというもので、わたしもかれこれ8年くらいやっています。1日の食べたもの全てと、おおまかなカロリー計算。週ごとの総カロリーがオーバーしないようにコントロールしています。記録するようになってから、まぁ、体重、減りもしませんが、大きく増えることもなくと言った感じで、自分的には一定の効果があると思っています。(増えないこと=効果と見なす^^;)おそらくこの手帳もそんな役割を果たしてくれるのではないかな。

 

アンガーマネージメントの手帳の特長は、「アンガーログ」と「ハッピーログ」の欄があることです。嬉しかったことと、怒ったことを毎日記録する。そして、下段に1週間を振り返り、まとめる欄が用意されている。とにかく、感情をこまめに書くことによって、気づきを促して行くのでしょう。

思うに、書くとスッキリすることって結構ありますよね。しかし、自分はもしかしたら、「手帳に書くの面倒だから、怒るのやーめよ」という、超ズボラなことをそのうちしそうな気がしないでもないですが、それで怒りが抑えられるなら御の字です(笑)

 

 

 


「怒ったら6秒待つ」など、アドバイス的なことが後半ページに掲載されています。私的には「べき」についてが参考になったかな。「べき」は強い言葉で、なるべく自分も使わないようにしているけれども、心の中で結構言っているなぁと。このあたりを軸にコントロールできればいいなぁと思った次第です。

文房具好き、手帳にも目がないので応募させていただきました。全239頁。持ち歩くにはちょっと重そうなので、自宅用のスケジュール帳として使おうと思います。
身近に怒りっぽい人がいたらプレゼントしたい手帳でもありますが、喜ばれるどころか「必要ない!」と、怒られそう?怒りっぽい人に自覚を促すのも難しいものですよね。

一年後、効果が出て「マイルドな私」になっていることを願っています(微笑)

2024年版