命短し恋せよ乙女:中村圭子編のレビューです。
恋に駆ける女性たちは今よりむしろ自由に恋愛をしている気がする
マツオヒロミさんのイラストが好きで、是非読みたい!と飛びついた一冊。内容的には知られている事件が多めです。
不倫とか心中とか三角関係とか、昔の人たちの方がお盛んだったようにも感じられたが、取り上げられている人々が特殊な世界に居た人たちだからだろうか?それとも一般の人々も結構激しい恋愛をしていたのかしら?
中には恋愛関係じゃない男女が心中するなんてことも起きているけど、こういうのってどういう心境なのかな。
写真・イラスト多めです。かの有名な白蓮×宮崎龍介氏の話はいつ読んでも面白い。紆余曲折あったわけだが、二人の子供を交えた家族写真は微笑ましく癒されるものがあった。あと、白蓮が龍介にしたためた手紙の夢二の絵封筒の美しさったら!
また谷崎の「妻譲渡事件」は諸説あるのだなぁーと。本書を読んでだいぶ印象が変わった。
とにもかくにも、今よりもずっと濃ゆい恋愛をしていた人々を半分羨ましくもあり、半分そこまでして・・・という気持ちが入り交じり読了。





