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【レビュー・感想】美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年 :林真理子

 

 

美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年 :林真理子著のレビューです。

美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年

美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年

 

 

感想: 「美女入門」と歩んだ日々を振り返る

 

雑誌an・anは、もうずいぶん長いお付き合いになるわけですが、私にとって特集記事の他にいつも楽しみにしてたのは林真理子さんのエッセイであります。

 

いつの時代も雑誌の一番最後のページにある林さんのエッセイを開くとなんかホッとするような、それでいてクスクス笑ってしまう…そんな短い時間がいつでも約束されている。もう空気みたいな存在になりつつある連載です。

 

そんなエッセイも27年目だという。スゴイ!ただただスゴイ!

林さんと言えば、他にも週刊文春の中で書かれている連載コラムも確か25年目とからしいし、ブログも毎日更新していらっしゃる。プラス小説、取材…等々、本当にパワフルな方です。

 

 

 

 

林さんの日常が存分に詰まった本です。
旅(オマーン・ドバイ)、友人、メイク、グルメ、対談(小雪さん)そして、「美女入門」の歴史、記事等、写真をたくさん使って紹介されています。

 

中でも林さんが生涯をかけて?のダイエットの歴史はもう拍手もの。ざっと17種、これまで試されたものが載っています。

 

美容とダイエットにかける情熱は半端ないです。
成功・失敗を含め数々のダイエットを経験したからこその名言もたくさん生まれてきました。

 

この本、アマゾンレビューではかなり辛口コメントがたくさん出ていました。
☆が1つだらけじゃありませんか!

 

まぁ、確かにこれまでのエッセイにあまり思い入れがないと、そうだろうなーと思いますが、あのエッセイとともに時代を歩んで来たかたなら、なんだかんだ「あー、いつも話に出て来るあの人!」とか楽しめてしまいます。

 

 

 

 

林さんの生活レベルを同じ目線で見ることは到底できませんが、それはそれ…って切り離す感覚で読めばいいことです。自慢話にみえて鼻につくって人もいるとは思いますが…。

 

私はこの本、編集者が感謝の意味で企画を思いついたのでは?と勝手に解釈しております。いわば、林さんへのご褒美本。読み物というより、雑誌感覚で眺めるタイプの1冊です。

 

いいじゃないですか~、27年…毎週、途切れることなく書き続けるって本当にスゴイことですよ。これくらいはね。

 

最後に…

「林真理子は、プレッシャーをものともせず、30年間、時代の“センター"にいる」(秋元康)