そえぶみ箋の使い方:むらかみかずこ著のレビューです。
書くのも、もらうのも、どちらもきっと嬉しい「そえぶみ箋」
(本が好き!の献本書評です)
「そえぶみ箋」のことは今回初めて知ったのですが、本書を受け取って「あー、郵便局の窓口で見たやつだ!」と、意外にも身近で売られていたことに気づきました。
サイズ的には「一筆箋」ほど長さもなく横書きなので、気軽に使えそうだな・・・という印象。
私の場合一筆箋だと縦書きに使うことが多く、縦書きとなると条件反射的にちょっと堅めな言葉を選ぶなど気を遣うのだけど、そえぶみ箋なら、肩の力を抜き、カジュアルな雰囲気で使えそうです。
付箋じゃちょっとガサツかな?一筆箋だとかしこまりすぎ?そえぶみ箋はその中間といった存在であると思います。
さて、本書を受け取り真っ先に開かれたページに本物のそえぶみ箋がひょっこり現れまして・・・。そう、付録です!付録!しかも限定デザイン!!
もちろんもったいないので使うことはないでしょうけど、これがまた可愛いのです。一般公募から選ばれたデザインとのこと。
そえぶみ箋の魅力はまずこのイラストにあると思います。12か月、季節に合わせたそえぶみ箋の掲載がありますが、そのイラストのバリエーションに思わず揃えたく衝動が!
お花や動物、こけし、孫悟空、ひしゃく、麦わら帽子をかぶった猫ちゃんも。とにかくシンプルなのだけど、思わず顔がほころぶものばかり。ご当地のそえぶみ箋なるものも登場し、こちらも各県個性的なイラストが勢揃い!
また、本書はそえぶみ箋の使い方をさまざまな方向から紹介。使い方だって、ただ紙をペロンと使うだけではなく、おみくじにしちゃったり、熨斗として使ったり、小箱にしてみたりと応用に次ぐ応用を試みている。
そえぶみ箋に書くフレーズ集なるものも数ページにわたり紹介されていましたが、個人的にはフレーズなど意識せず、自分の言葉で書くのが一番だと思っています。
和紙の感触、素朴なイラスト、あったかい言葉。すべてが一体となって送られてくる短い手紙は、贈っても贈られてもどちらもきっと嬉しいものだと思います。
そして、ちょっとだけね・・・と集めはじめると止まらいぞ!・・・と、もったいなくて使えないくせに欲しがる病をなんとかしないと、郵便局の窓口が危険エリアになり兼ねません。とか言いながら、いただいたうさぎのそえぶみ箋を見てはニマニマ。





