下鴨アンティーク アリスと紫式部:白川紺子著のレビューです。
京都が舞台の「お着物」ミステリー
京都、旧華族、古い洋館、着物、蔵・・・このあたりのキーワードが自分の中で引っかかって来て、タイトル借りしました!ん~なんというか、ライトな読み心地。
(そもそもオレンジ文庫はライト系みたいです)
読んでいる時は、結構楽しんでいたけれど、案外、あっさりした感想しか出てこない!
(というか、並行して読んでいた小説が濃すぎたゆえに、このあっさり感に物足りなさを感じたのは否めない)
両親を亡くした兄妹と、居候の彗。3人は古い洋館に住み、そこには蔵がある。「開けてはいけない」と言われている蔵なのだが、祖母が亡くなったことだし・・・と、開けてしまう。そこからはじまる「お着物」ミステリー。
怖いよねぇ・・・着物の絵柄が変わってしまったり、着物から泣き声が聞こえたり・・・。アンティーク着物は、可愛いし、柄とか絵に物語性があるものもあり、見るのは好きだけど、こういうのを読んでしまうと、人の想いが詰まっている着物もあるから、ちょっと怖いなぁ。
でも、この話の主人公・鹿乃ちゃんのように、お祖母さんのおさがりの着物を着て過ごすなんて本当に素敵。そして、それらにまつわるお婆ちゃんの過去の話にも注目!
文学作品を収めた内容にもなっている。「源氏物語」を未読な人は、かなり興味をもつのではないかな。なかなか解り易い内容で説明されていました。ちょっとした時間にサクッと読むにはいいかも。そして着物好き女子は必見の作品!?






