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【感想・あらすじ・レビュー】男と女の理不尽な愉しみ:林真理子・壇蜜

 

 

男と女の理不尽な愉しみ:林真理子・壇蜜著のレビューです。

☞読書ポイント 

コロナ禍前の対談。壇蜜さんは結婚前、林さんは大学の理事長になる前。この8年でおふたりの環境もガラリと変わりました。対談は話題が豊富で話が尽きることがない。壇蜜さんの前職の死に纏わる話はとても深い内容です。

 

男と女の理不尽な愉しみ (集英社新書)

男と女の理不尽な愉しみ (集英社新書)

感想・あらすじ 

読みたいと思っていてすっかり忘れていた本。図書館で見つけて「あっ」と慌てて手に取った次第です。2017年の本ですから8年も前じゃないですか。忘れるにもほどがある(笑)ってことで、林さんと壇蜜さんの対談本。面白い組み合わせですが、林さん、美女が好きだからね~。

 

2017年ということは、コロナ前。壇蜜さんはまだ結婚されていなかったし、林さんに関しては、まだ日大の理事長もされていない時期です。そう考えるとこの8年、世間の様子もお二人の生活も、随分と変化があったように思います。

 

 

 

ラフな対談って感じで、話の内容も多岐に渡る。なんとなく、居酒屋でたまたま隣の席の人の話が面白くて、ついつい聞き入ってしまった....という感じ。林さんも壇蜜さんも話題がとにかく豊富。特に林さんは情報通だから、あっちからもこっちからもと、話の引出しを次々と開けていく感じで、「へー、そんなことあったんだ」と、思わず検索しちゃいました。大きなくくりは、

第一章 結婚したい女たち

第二章 男と女の利害関係

第三章 女は「損」なのか?

第四章 人はなぜ不倫を許さないのか

第五章 女はどう育つのか

第六章 死ぬことと、いきること

一応、章によりテーマがあるようですが、互いに自由に話ているという印象。

 

そんな気軽に読める対談本ですが、唯一ズシっと来たのは最終章の「死ぬことと、生きること」の章でした。私はてっきり壇蜜さんって納棺の仕事をされていたのかと思っていたのですが、遺体衛生保全士と言って、遺体の解剖や修繕をするお仕事をされていたそうなのです。かなりハードなお仕事です。

(本文より)

このお仕事をしながら、夜の銀座にも出勤していたそう。その切り替えがまた壇蜜さんらしい感じがしました。

 

彼女のどこかスーッとした涼しい感じや、若い時からはしゃいだ感じがなかったのは、常に彼女の近くには「死」があったからなのかもなぁと、妙に腑に落ちるものがありました。とにかく最終章はなかなか貴重なお話が聞けました。

 

当時この本を読んだ方は、壇蜜さんはどんな方と結婚するのかな~って思いながら読んだと思いますが、今は答えが出ていますね!林さんの夫婦関係の話も面白かったです。占い師の別れられない理由も面白い!

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