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【感想・あらすじ・レビュー】成瀬は信じた道をいく:宮島未奈

 

 

成瀬は信じた道をいく:宮島未奈著のレビューです。

☞読書ポイント 

多くの人は1作目で成瀬の魅力にハマり、また会いたくなり2作目へ。本作では成瀬は大学生になります。アルバイトや観光大使など忙しい毎日。やはり、成瀬が現れるところにはなにかが起こる!?本作では成瀬の家族のキャラクターも必見です!

 

成瀬は信じた道をいく

成瀬は信じた道をいく

 

感想・あらすじ 

はじめて成瀬を知った「成瀬は天下を取りにいく」。2作目をすでに執筆中だと宮島さんはおっしゃっていて、「お、これはシリーズ化だな」と楽しみに待っていました。そんな2作目を待つ間に、成瀬がどんどん有名になっていく。本屋大賞など数々の賞を取っていく様子は、まさに「天下を取りに行く」って感じで、作品のタイトル通り成瀬は突き進んでいく。

 

ということで、待ちに待った2作目です。いろんな人々との繋がりの中で成瀬の魅力にハマっていくという短編なので、本作から読んでも問題はないですが、やはり1作目の成瀬の登場シーンは見逃してはならないと思いますので、是非1作目から読むことをおすすめします。

 

 

 

 

久々の成瀬、元気でしたよ!というか、もう大学生になっていました!しかも、京大に合格して、地元のスーパーでアルバイトをしていて、びわ湖大津観光大使もしているという。あらゆるところに出没して活躍しています。

 

今回は大学受験でお父さんやお母さんの登場により、成瀬がどんな家庭環境で育ったのかも見え隠れ。心配性のお父さんと、放任っぽいお母さん。この夫婦のバランスも絶妙です。

 

受験一つとっても、成瀬は何かしら爪痕を残すって感じで、これまた面白い展開が待っています。また、地元のスーパーでのアルバイトも、これまたひと騒動おきますが、全て成瀬が関わるとスーーッと解決していく感じに頼もしさを感じます。なんだろうねぇ、この人(笑)

 

喋り方が「サムライ」とか「機械」みたいで、あまり人間味を感じない。誰に対しても女子的な話し方が一切出てこないので、たまに成瀬はロボットか?って思ってしまうんだけど、やっていること、言っていることは、その人のためになることが多かったり、優しさからくる行動だったりするので、なんか混乱しちゃうんですよね。

 

まぁそんなこんなで、成瀬のいるところはいつも何かしら騒がしいわけですが、最終章は成瀬が行方不明に!!!「えーーー」ってちょっとだけ心配しましたが、私は成瀬のお母さんと一緒、そのうち戻ってくると思いながら読みました(笑)この時も、成瀬の父・成瀬慶彦がバタバタしてたのも面白い。そうそう、幼馴染の相方、島崎は現在東京に住んでいる。成瀬と離れて暮らす島崎の心境にも注目。

 

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5編、変化に富んでいて、最後まで飽きることなく一気にいけます!これから先の成瀬はどうなっていくんだろう。恋愛とかしちゃうのかな?就職はどんな仕事を選ぶのかな?等々、近所のおばちゃん的な好奇心で成瀬を見守りたいと思いました。

 

宮島未奈プロフィール

1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。第11回「静岡書店大賞」小説部門大賞、第39回「坪田譲治文学賞」、第21回「本屋大賞」など15冠を獲得し話題となる。続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせてシリーズ累計75万部を突破。(新潮社・著者プロフィールより)

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