Web Analytics Made Easy - StatCounter

うずまきぐ~るぐる 

*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【レビュー】私が見た未来 :完全版:たつき諒

 

 

私が見た未来 :完全版:たつき諒著のレビューです。

 

☞読書ポイント 

「ノストラダムスの大預言」が好きだった人は、この本も好奇心をそそられるのではないかと。まさに「信じるも信じないもあなた次第」って内容。たつきさんの描く「夢日記」はかなり明確に記されているので、よりリアルにイメージができました。気が引き締まる一冊。備えておくことは大事。

 

「災害」か、「災難」か。いずれにしろ来る!?....のかな。

 

好奇心100%で購入。昔で言う「ノストラダムスの大預言」みたいなものかな。新聞広告でこの本を見かけた時から、気になって気になって!当たるらしい...ということで話題になったそうだが、当たらなくたってそれはそれ。心構えとして読んでおいて損はないと。

 

まぁ、ネット上で探せば、ネタバレはいくらでも出てくるけど、やはりここはしっかり読んでおきたい。で、たつき諒さんとは何者であるのか?なぜこんなに話題になっているのかと言うと、東日本大震災を予言したというのだ。もともと本書は1999年に刊行されたもので、今回その本を復刻改定し、予知夢の真相を解説し、「完全版」として登場したのです。

 

東日本大震災のことだけではなく、彼女が見た夢を、「夢日記」を用いて漫画やイラストや写真などを掲載しながら解説をしてゆく。わたしも一時夢日記を書いていた時期があるので解るのだけど、書くことによってしっかり覚えておける。いつでもその夢を頭の中で再現できるというか。たつきさんのように、細かくイラストにして残せると、これはもはや日記と言うより記録みたいな感じがする。イラストに細かい状況説明が加わっているのでそこもまたリアリティが増す。

 

 

 

予知夢の話とは別に興味深かったのは、たつきさんがインド旅行をした時の話。彼女にとってこの旅はターニングポイントになったそう。サイババとの共通点など、偶然なのかどうなのか?結構不思議な話が盛りだくさん。

 

そして、今後のこと。ネタバレしないよう細かくは書きませんが、やはり日本に大きな自然災害はまた起きる。とにかく大きな大きな災害は、予想をはるかに上回るもの。けど、その先に輝かしい未来が見えるともありました。

 

ひとつ気になったのが、2011年の東日本大震災のときは「大災害」という言葉が見えたそうですが、今回は「大災難」と言う言葉が見えたそう。「災害」と「災難」の違いはなんでしょうか。たつきさん曰く、原因は人為的なものによる「災難」なのかな?と言っています。これは何を意味するのか....。

 

いずれにしろ日本は、たつきさんの予言があってもなくても、かなりの確率で大きな自然災害が来ることは誰もが肌で感じていること。それがいつなのか誰にも分からないけれども、その日に向けて少しでも備えたり、心構えをしておく必要がある。気を引き締める意味でも、読んでおくと良いかも!

 

第二部「ミステリー漫画編」では、昭和ちっくなイラストで不思議な話やちょっと怖い漫画が楽しめます。80年代後半から90年代の作品のようです。

 

【つなぐ本】本は本をつれて来る

東京都で配られた一冊。かなり実用的な内容。「天災は忘れたころにやって来る」とはよく言ったもの。備えておくためにも必読の書。

 

www.readingkbird.com