もしも、東京(小学館)のレビューです。
☞読書ポイント
コロナの風景が過去のものなったら、また見たくなるかもしれないイラスト多数
図書館で借りた本なのですが受け取るときに、まずは大きさと厚さにびっくりした。価格を思わす見てしまった。3.980円。結構なお値段です。そしてもうひとつ、ジェーン・スーさんと角田光代さんのエッセイが読みたくて予約したんですが、エッセイ集ではなく、漫画やイラストがメイン。とにかく意外だらけでページをめくることになった。
読後にAmazonで見てみたら
漫画「もしも東京」展にも出展した、日本が世界に誇る20名の漫画家による【完全新作】に、新規書き下ろしの特別寄稿・写真作品を加え編集した、【ここでしか読めない】作品集。B5判、全358ページの大ボリューム。激動の2020-2021年に描き出された貴重な記録であり、永久保存版となる一冊です。
ということで、展覧会があっての本だということが解った。確かに魅力的な作品が多い。が、わたしは漫画に疎いので、その良さをいまひとつ理解できないまま読み終えてしまった。それでもいくつか、目を惹く作品に出会えたのも確かです。
小畑友紀さんの「願い」のイラストはちょっと幻想的な世界。マスクをする時代だからこそ生まれた作品なのだろうなぁ。マスクをこんな風に表現にすることに感動しました。
写真の方は、赤いライトを灯した都庁の姿。つい最近のことだけど、もう随分前のことにも思える1枚。こういう風景、今後、自分が生きている時間に見ることはもうないんだろうなぁ.....なんて思うと、あの赤い都庁もすでに懐かしいものに変わっている。とても貴重な一枚だと感じます。
たくさんの想いをもって東京にやって来る人、ずっと東京に住んでいる人。いろんな人々の、いろんな想いがこの街には詰まっていてる。その鼓動が伝わってくるような作品が多かった。やはり大きめな本、迫力があります。
好きな作家がいたら手もとに置いておきたくなるかも?
本は本をつれて来る
東京に出てきて成功した人たちの意外な共通点なども読める!?