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*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:表と裏( 2022年1月11日放送分)

 

 

NHKの「ひるまえほっと」内で、女優・作家である中江有里さんが紹介した本を掲載。番組内で話されていた内容を、ざっくりですが文字に起こし、お伝えします。

 

番組コーナー紹介文

月に一度のブックレビューです。案内人は女優で作家の中江有里さん。年間300冊の本を読む中江さんが、幅広いジャンルからご紹介。あなたも夢中になれる1冊に出会えますよ!

 

今回のテーマは、表と裏です。 

 

 

クジオのさかな会計士:ジャン二・ロダーリ

 

■内容紹介

作家である私は、北イタリアの名所・クジオのオルタ湖畔で創作のための取材をしていた。ペッテナスコの桟橋で物語の舞台について構想を巡らしていると、足にフィンをつけたスイマーから声をかけられる。桟橋に上がり近づいてきたのはオメーニャ村のポラローリという名の会計士。話しかけないでほしいと思っている私に、彼は熱く語りはじめる。身につけているフィンが特別なことや、魚になるためにトレーニングをしていることなどを。私は「マトモじゃない」という言葉を必死で頭から消して、彼の熱弁に耳を傾けるのだった……。--講談社HPより

 

たぬき:いせひでこ

たぬき

■内容紹介

2011年の春、絵描きの家の庭にあらわれた たぬきの一家産む、育てる、いのちの絆の物語は、やがて別れと旅立ちへ。小さなからだ全身で「生きる」たぬきたちと、絵描きとのまぼろしのようなおはなし。---平凡社HPより

 

 

 

剛心:木内昇

■内容紹介

日本近代建築の雄、妻木頼黄(よりなか)。幼くして幕臣の父を疫病で亡くし、維新後に天涯孤独の身となり、17歳で単身渡米。のちにコーネル大学で学んだ異才は、帰国後にその力量を買われ、井上馨の「官庁集中計画」に参加。以来、官吏として圧倒的な才能と情熱で走り続ける妻木の胸には常に、幼い日に目にした、美しい江戸の町並みへの愛情があふれていた。闇雲に欧化するのではなく、西欧の技術を用いた江戸の再興を。そう心に誓う妻木は、大審院、広島臨時仮議院、日本勧業銀行、日本橋の装飾意匠をはじめ、数多くの国の礎となる建築に挑み続ける。やがて、数々の批判や難局を乗り越え、この国の未来を討議する場、国会議事堂の建設へと心血を注ぎこんでいくが……。外務大臣・井上馨、大工の鎗田作造、助手を務めた建築家の武田五一、妻のミナをはじめ、彼と交わった人々の眼差しから多面的に描き出す、妻木頼黄という孤高の存在。その強く折れない矜持と信念が胸を熱くする渾身作、誕生!--Amazonより

 

木内さんの新刊ですね!気づきませんでした。こちらはちょっと骨太な内容そうですねぇ。448ページ、たっぷり当時の様子を覗けそうな一冊ですね。

 

 

ぼくはテクノロジーを使わず生きることにした:マーク・ボイル

■内容紹介

真の「幸福」とは
携帯電話、パソコン、テレビ、洗濯機、電動工具、時計、ガスコンロ、蛇口の水も、いっさいない暮らしがはじまった。究極の生活から見えてきたのは―― 『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者の新たな挑戦!
3年間お金なしで暮らした著者が、今度は電気や化石燃料で動く文明の利器をいっさい使わずに、仲間と建てた小屋で自給自足の生活をはじめた。火をおこし、泉の水を汲み、人糞堆肥で野菜を育て、鹿を解体して命を丸ごと自分の中に取りこむ。地域の生態系と調和した贈与経済の中で暮らす1年を、詩情豊かに綴る。---Amazonより

 

この本ちょっと気になります!こういったチャレンジをする人ってどこの国でも一定数いるんですよねぇ。自分には到底無理なことを疑似体験させてくれそうなので読んでみたいなぁ。

 

 

 

ばにらさま:山本文緒

■内容

冴えない僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい日常の風景が一転! 思わず二度読み!痛くて、切なくて、引きずり込まれる……。6つの物語が照らしだす光と闇 島清恋愛文学賞、本屋大賞ノミネート『自転しながら公転する』の山本文緒最新作!伝説の直木賞受賞さく『プラナリア』に匹敵るす吸引力! これぞ短編の醍醐味!---Amazonより

 

山本さんのお名前を見つけるたびに、「もういないんだなぁ」って本当に淋しい気持ちになります。いつもとちょっと違う雰囲気の本書は最後となった短編集とのことです。

 

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<感想>

新年のブックレビュー、見逃しちゃいました!新年早々やっちまいました。ということで、中江さんのお話が聴けませんでしたが、ご紹介された本はNHKのHPで確認できましたので掲載させていただきました。テーマは「表と裏」。ピンク枠の小言は私の声です。中江さんの言葉ではありませんのであしからず。

ブックレビューは前回12月はなかったようで、今月はどうなるかなーって、告知は結構チェックしていたんですが、休み明けにいきなり!.....気を抜いてたら終わってました。トホホ。来月は見逃さないよう頑張ります(笑)

 

引き続き中江さんのご本も掲載しておきます♪ とても面白かったって声を聞きました!本が好きなみなさんもぜひ~♪

万葉と沙羅

万葉と沙羅

Amazon

 

【過去のブックレビュー】

www.readingkbird.com