東京MXTVの5時に夢中!で紹介された本や映画を紹介します。
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで、月に1度、3本ほど紹介しています。
以下は、おおまかなあらすじと、中瀬親方が話していたことを簡潔にまとめたものを掲載しています。
さて、親方はどんな本を紹介してくれるでしょう。早速見て行きましょう!
【関脇】えげつない!寄生生物:成田聡子
■内容
宿主を意のままに操り運命を手玉にとる!?非情なヤツらのしたたかなやり口!!泳げないカマキリを入水自殺させるハリガネムシ。
ゴキブリを奴隷化して監禁、卵を産み付けて孵化まで守らせるエメラルドゴキブリバチ。アリを半死のゾンビにし、絶命の場所・時間まで操るカビ……自然界で生存戦略のため、自分よりも大きな生き物を洗脳する術を身に着けた恐るべき寄生者たち!! お前ら、そこまでやるか!?━━Amazonより
生物エッセイというか、おもしろコラムといった感じのもの。番組内では 2~3のえげつない虫を紹介していました。イラストが比較的ほんわかした雰囲気なので、極端にコワイとかの印象はなかったです。ただし、内容は本当に「エゲツナイ!」生きものたちです。
お子さんに読み聞かせできる物語のコーナーもあったりするので、是非、読んでみてください。めっちゃ勉強になりました。と、親方。
【大関】漫画:数字で遊ぼ。:絹田村子
■内容
「実数の定義」「微分積分」「線形代数」・・・そんなキーワードを見ただけで「ウッ」となる数学への苦手意識が強い方はとっても多いと思います。そんな方にオススメなのがこの「数字であそぼ。」。なぜなら、主人公の建己は、大学に入って落ちこぼれてしまう数学迷子だからです。
そんな彼でもわかるように、「数字であそぼ。」の中では友人や教授たちが数学の本質と楽しさを理解できるように一から説明してくれるのです。しかも1ページに1回はクスっと笑えるコメディ要素がもりだくさん。一度数学に挫折したあなたも、建己と一緒にその楽しさを学んでみてはいかがでしょうか。━━【編集担当からのおすすめ情報】より
現在は4巻まで出ているそう。
京都大学を思わせる京都の名門校に、記憶力だけで受験を乗り切ってきた主人公。ここにきて数学で落ちこぼれ、2年間廃人のようになってしまい、学校へも行けなくなる。ようやく戻り、仲間たちに囲まれ数学を専攻することに。
本書では、数字の世界の奥深さを実感できるそう。しかし、途中からついて行けないほど難しいと思った部分もあったそうだが、なんか解った気になる。それと同時に大学で過ごす彼らの青春ドラマは結構笑わせてもらえるし、非常にチャーミングだと。数学が得意な人も苦手も、これを読んで笑ってくださいとのこと。
【横綱】映画:透明人間
■内容
「ソウ」シリーズの脚本家リー・ワネルが監督・脚本。「透明人間」を取り巻く「狂気」を描いたサイコサスペンス。
B級テイストを残しながらも、美しい画面で、ちゃんとグイグイ引っ張られるエンターテイメントに仕上がっている。
前半は心理サスペンスみたいな感じ、後半は、グイグイと一気に引っ張られていくそう。「透明人間」が「ストーカー」という解釈、なんかダブルでコワイ。
つっこみどころも満載とのことで、それを含めて観た後は盛り上がる、そんな映画です。.....と、親方。中瀬さんの好きなテイストの映画だそうです。
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ということで、今月もリモートでのエンタメ番付でした。そろそろ夏が近づいて来たので、コワイ映画を紹介されたのかな。紹介された映像を観ただけでも、かなーり怖さを感じました。
今月はここまで。それではまた来月。
【過去のエンタメ番付】