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【レビュー】35歳、働き女子よ城を持て!:高殿円

 

3 5歳、働き女子よ城を持て!:高殿円著のレビューです。

35歳、働き女子よ城を持て! (角川書店単行本)

35歳、働き女子よ城を持て! (角川書店単行本)

  • 作者:高殿 円
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: Kindle版
 

 

 

年収300万で買えるマンションってどんな感じ?

 

 

小説かと勘違い。リアルに家探しの本でしたが、これが思いのほか面白く、なんだかんだと一気読み。

 

「年収300万円のシングル女子」が買えるマンション物件ってどんなものだろうか?
いや、そもそも年収300万で買えるものなのか?特に都内の新築マンションは5000万くらいからが当たり前。そこに乗り込んで行くというのか?と、疑問を持ちつつも、こうして本になっているのだからゴールはあるのであろう。

 

賃貸は長い目で見ると毎月の家賃が本当にもったいない。その分、持ち家をローンで購入する方が当然賢い。しかし、非正規雇用でローンが組めるか?など、様々な問題を突破しなければならないという壁がある。そのあたり実際どうなのだろう。

 

そんなハードルもひとつひとつ解決していくかのごとく各章詳しく解説されている。高殿円さんと編集者・M村さんが都内の不動産をあちこち訪れ取材。


「なんでこんないい場所なのに安いの?」など、誰もが疑わしい目を向ける「事故物件じゃない?」的な話から、ヴィンテージマンションのメリット、デメリットなどあらゆるケースを見ながら検証していく。

 

 

 

個人的には、旧法借地権、新法借地権所有権、そして、賃借権、地上権など、いろんなものを読んだけど、いまいち理解できなくてモヤモヤしていましたが、本書は簡潔に整理されていたのでようやく納得。

 

後半に行くほど面白く感じました。たくさん物件を見て、自分の優先順位みたいなものがどんどん明確になって行く過程が面白かったです。

 

時間をかけて物件選びをして、最終的には自分が納得して購入という流れ、読んでいて「良い買い物をしたなぁ」と、読者も感じられる内容になっています。働き世代はやっぱり通勤に便利というのがよさそう。そして、ローン返済も無理ない計画を。


お金のこともたっぷり語られているのでとても参考になると思います。マンション購入を考え始めたら、まず入り口としてこういった体験談的なものから入るのもありではないでしょうか?また、マンションをすでに持っている人も、自分の家の価値はどんなものか、状態は大丈夫か?など、結構、参考になるので、不動産好きなら楽しいと思いますよ。

 

高い買い物ですものね。失敗しないためにも、時間をかけ、できるだけ多くの情報とアドバイスは必須です。あとは、気力と体力。出来るだけ足を運び、周辺情報などもしっかり抑えるということも。とにかく、家選びは根気強さも大事だと感じました。