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【レビュー】これでもいいのだ: ジェーン・スー

 

これでもいいのだ: ジェーン・スー著のレビューです。

これでもいいのだ (単行本)

これでもいいのだ (単行本)

  • 作者:ジェーン・スー
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/01/08
  • メディア: 単行本
 

 

日々いろいろあるけれど「これでもいいのだ」と思えることが大切

 

 

ジェーン・スー。

「一体何者?どこの国の人?」と思っている方が結構いるのではないかな。スーさんのことを知りたいと思っている方へ、まずは、この一冊から入ることをお勧めします。

 

もちろんこの本以外にも、スーさん本はたくさんありますが、個人的にはこの本が一番ニュートラルなスーさんの日常が描かれているエッセイだと感じました。

 

スーさんの本は漏れなく読んで来たし、スーさんがパーソナリティを務めているTBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」をradikoで聴きながら眠りにつく毎日なので、結構スーさんのことは知っているつもりでした。が、それはあくまでもラジオの時間のスーさんであって、放課後的なスーさんの日常はまだまだ知らないことも多い。今回そこに触れられたお得感がありました。なかでも気になるパートナーさんとの関係性など、わたしの中でベールに包まれていた部分が見えて来ました。

 

構成は、 

・第一章 女友達は、唯一元本割れしな財産である

・第二章 中年女性たちよ、人生の舵をとれ

・第三章 世の中には物語があふれている

・第四章 大人だって傷ついている

 

 

四章からなる本書。ここに66篇のエッセイが綴られている。

笑ったり、大きく共感したり、しみじみしたり。自然に入ってい来るスーさんの一字一句が心地よい。

 

 

 

気になった話は、「冴えない女の会」という集まりについて。名前からしてそそられます。飲み会かと思いきや、それだけでなく、女子だけで動物園に行ったり、スワンに乗ったり、江戸切子を作りに行ったりしている会。なんかね、おとなの遠足ならではの自由、かつ、ゆるい感じか伝わって来て面白かったなぁ。

 

「これでいいのだ」のなかに「も」を入れることによって、選択肢が増えること、多くを求めなくても充分だと思える何か、そんな意味合いが見え隠れするタイトル。なんだかホッとします。毎度思いますが、スーさんの本のタイトルは、メッセージ性がありますよねぇ。

 

そして、今回のエッセイはキュートなイラスト入り。スーさんそっくりのイラストが、楽しさを増し増しにしてくれていますので、そちらもお楽しみに!

 

ということで、「一緒に飲んだら、すごーく話が合いそう!」「あれも、これも、話してみたい!」なんてことまで勝手に妄想してしまいました。

 

楽しい一冊です。

特に同世代の女性たちのこころをほぐしてくれるような癒し効果ありかも!?