東京MXTVの5時に夢中!で紹介された本や映画を紹介します。
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで、月に1度、3本ほど紹介しています。
以下は、中瀬親方が話していたことを簡潔にまとめたものを掲載しています。
【関脇】 映画 永遠の門
ゴッホの人生を描いた映画。監督も有名な画家とのことで、アートに理解が深い。ゴッホの目線で映された撮り方など映像面でも楽しめそうです。ゴッホを演じた俳優は60代。ちょっと無理がある年齢であるにも関わらず、指先にまでゴッホの魂が宿っている、ゴッホそのものを見ているような錯覚を覚えるほど迫真の演技。
ゴッホ展と合わせて観るとより深く作品を味わえるのではないかと中瀬親方。
【大関】マンガ 忘却バッテリー:みかわ絵子 既刊5巻
中学球界で名を馳せるも野球から遠ざかっていた天才たちが都立の野球無名高校で偶然集結。完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火(きよみねはるか)。その相方(バッテリー)、切れ者捕手の“智将”要圭(記憶喪失により現在、素人!)。そして、かつて2人に敗れ散った者たち…。巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる!!
Amazonの内容紹介より
高校野球漫画。キャラクターがとにかく面白いらしい。野球が詳しくなくても、キャラで楽しめちゃうそう。
【横綱】小説 ロイヤルファミリー:早見和真
継承される血と野望。届かなかった夢のため――子は、親をこえられるのか? 成り上がった男が最後に求めたのは、馬主としての栄光。だが絶対王者が、望みを打ち砕く。誰もが言った。もう無理だ、と。しかし、夢は血とともに子へ継承される。馬主として、あの親の子として。誇りを力に変えるため。諦めることは、もう忘れた――。圧倒的なリアリティと驚異のリーダビリティ。誰もが待ち望んだエンタメ巨編、誕生。
Amazon内容紹介より
競馬大河小説。早見さんは今、出版界で注目されている若手イケメン作家だそう!
中瀬親方曰く、今回のこの作品は早見さんの作品の中で最高傑作とのこと。1部・2部からなる。レースの迫力はグイグイ引き込まれるそう。競馬小説だけでなく、親子の話でもあるとのことで、読みごたえがありそうです。
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今回紹介されたの映画「永遠の門」と合わせて読むといいかなと思ったのは、原田マハ氏の「たゆたえども沈まず」です。中瀬さんのお話を聞いて感じたのは、こちらの本とかなりリンクしていました。映像と小説、そして展覧会へと完璧なフルコースでこの秋、ゴッホを楽しむのはいかがでしょうか?
【過去のエンタメ番付】