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【レビュー】遺体と火葬のほんとうの話:佐藤 信顕

 

遺体と火葬のほんとうの話:佐藤 信顕著のレビューです。

 

遺体や火葬の話は生々しくて表立って話せない。そこにあえて斬り込んだ一冊!

 

何となく聞きかじっていた遺体やお葬式の噂話。実際のところはどうなのだろう?

昨年、知人のお父さまが亡くなり連絡が来た。死亡日時から約1週間以上は告別式まであった。火葬場も混んでいるのだろうと予測はついたものの、ご遺体は大丈夫なのだろうか?今は色々技術もあるから平気とは聞いているけど、実際のところは・・・など、モヤっとしている部分があった。

 

本書の著者・佐藤信顕氏は佐藤葬祭の代表。祖父の代から続く葬祭業を20歳で継いだという。7歳の頃から、父親と一緒に現場に立ち会って来たと言うくらい、日常には人の死が近くにあった。

 

故人の尊厳を大事にし、ご遺族へ心から寄り添い、常に誠実に弔う佐藤さんはまさに「おくりびと」という言葉がふさわしい。こういう方に付いていただければ、お葬式もきっと心強いだろうと思う反面、そうでない業者がたくさんあるのだろうという事が逆に気になり不安にもなる。質の悪い棺の底が抜けた...なんて話を聞くと心底ゾッとする。

 

第1章 遺体の話
第2章 火葬の話
特別対談 葬儀屋×火葬師「火葬場のほんとうの話」
第3章 葬儀の話
第4章 心と魂の話

 

第一章は「死体洗いのバイトは本当にあるのか?」という話からはじまる。あぁ、この噂、何度か耳にしたけれども実際どうなの?かなり高額なアルバトって聞いたけど。この本を読んでことの成り行きを知り納得。

 

とにかく、こう言ってな何だけれども、興味深い話ばかり。ちょっと怖いものもありますが、ずっと現場で働いて来た方ならではの話とあって、すんなり理解できる。特に火葬場の火葬方式やそこで働く人たちの話は滅多に聞くことができない貴重なものだと思います。

 

本書はYouTubeチャンネル『葬儀・葬式ch』がついに書籍化したものだそうです。

『ウソではない、本当の情報を届けたい」そんな思いから動画配信を始めたそうです。

 

 とにかく、細かく様々な話が掲載されています。どれもこれも読みごたえがあり、それと同時に葬儀屋さんも選べるものならきっちり選びたいもの。

 

「自分で自分の棺を担ぐことはできない」と本書にありましたが、だからこそ準備という必要性を強く感じました。

 

アメリカ版の火葬事情の本もご紹介しておきます。↓↓

 

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