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【レビュー】6日目の未来 :ジェイアッシャー

6日目の未来 :ジェイアッシャー著のレビューです。

6日目の未来 (新潮文庫)

6日目の未来 (新潮文庫)

  • 作者: ジェイアッシャー,キャロリンマックラー,Jay Asher,Carolyn Mackler,野口やよい
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/12/01
  • メディア: 文庫
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アメリカの青春ドラマそのもの!未来の自分へ会いに行くと…

 

15年先の自分は一体なにをしているのだろうか?

…と訊かれてもピンと来ないんですが、これが高校生くらいの年齢の自分だったらきっと色々なことが想像出来たんじゃないかな―と思う。

 

まずこの小説。アメリカ青春ドラマが好きで見ていた方には、非常に情景が浮かび易い
設定です。かくゆう私もアメリカのドラマ好き。「ビバヒル」にハマり、その後続々とこの手のドラマを見てきたので、その雰囲気をまさか小説で味わえるとは…と、心が弾みました!

 

それと、インターネットが家庭に入って来た当初の様子に「そうそう、そうだった。」と懐かしい気持ちでパンパンになります。

 

本書あとがきにも書かれていましたが、AOLの着信メッセージ「 You've Got Mail 」であったり、ダイヤルアップの接続で電話とネットが一緒に使えなかったり、安い時間帯にネットをしたりと、これらちょっと前といった感覚なのに、もう小説になってしまうほど時間は流れ、ネット環境もどんどん充実したことが感じられます。

 

 

 

1996年、まだフェイスブックのない時代のはずだが、高校生のエマとジョシュはネット繋いだことにより、この不思議なサイトにアクセスしてしまう。そこに書き込まれていた内容は15年先の未来の自分。

 

その未来の行方は自分の思い描いたものなのか?
そのことを巡って二人はジタバタするのです。そして、その行く末は…。
特に誰と家庭を持ちどんな生活が待っているのか?


未来を変えてしまいたいほど、結婚相手に不満足を感じてしまったら、どう行動しますか?喧嘩したり、くっついたり、日々ハプニングの連続といった感じがアメリカの青春ものっぽく思わずニヤリとしてしまう。そしてピザとかドーナツとか、いかにもな食べ物もたっぷり登場してきます。

 

と、なんだかいろんなことが思い出される小説だったなぁ。
ネットに対してのあの頃のトキメキはもうないけど、世界と繋がったあの瞬間の感動は初恋を思い出すみたいな淡い感情が漂う。

 

そしてここからの15年。

フェイスブックやツイッターはどんな風に変化していくのだろうか?

 

15年前があっという間であったように、15年後もすぐやって来る。
「あー、あの頃はまだ紙の本を読んで、手打ちで書評書いていたなぁ…」こんな風に眺めるのかな?まさかねぇ…(笑)