うずまきぐ~るぐる 

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【レビュー】スメル男 :原田宗典

 

スメル男 :原田宗典著のレビューです。

スメル男 (講談社文庫)

スメル男 (講談社文庫)

 

 

 

設定が強烈すぎ!ズルッズルッと話の中に持っていかれました

 

変な本を探していた時期に、検索にひっかかったのがこの本。
最初は「スルメ男」と読み間違え、勝手に「干物女」みたいな感じ?と、思いこんでいました。

 

内容もコミカルそうだし、初めての作家さんだし…ということで読むことに。
勘違いしたままで…。

 

 

 

青井という一人の青年の体から、ある日突然異臭が漂い始める。
原因は不明。しかも青井は嗅覚障害のため、匂いの感覚がないから無自覚であるのだが、周りの凄まじい反応からただごとではないことに気付きはじめる。

 

犬が騒ぎはじめたり、主治医が卒倒したり、仕舞いには東京全都を嘔吐させるような異臭騒ぎに発展してしまうという非常にシュールで、目が離せない内容なのです。前半の面白さは格別であった。

 

しかし、後半は原因究明のため、天才少年たちと一緒にちょっとしたアクション系?に走るのですが、個人的にはトーンダウン。戦い系が好きな方はそのまま楽しめるかも。

 

なんだろう…深夜枠でやっているB級映画のようなノリ。
ちょっとだけってノリで見ていたら、結局、最後まで見ちゃったよ~なんて感じの小説でした。

 

ところで、原田 宗典さんってまさかと思ったのですが、あの原田マハさんのお兄さんなんですね。


wikipediaによると

かなりの偏食で、自身のエッセイによると「小学校時代は肉・魚・野菜ほとんど食べず、ホームランアイスと丸美屋のすきやきふりかけで生きていた」。好物はクリープ、犬メシ(冷ご飯にインスタントラーメンをかけたもの)等。

  

昔のこととは言え、この食生活にこの作品ありといった感じで、妙に納得できました。

それと、兄妹してこの文才…そんな驚きもこの小説から感じました。