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*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【レビュー】お坊さんが隠すお寺の話:村井幸三

 

 

お坊さんが隠すお寺の話:村井幸三

お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)

お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)

 

 

◆お寺も大変らしいけど、

    お葬式費用はもう少しなんとかならないものかな。

 

菩提寺とか檀家とか、よく耳にしますが、その実態って
どうなんだろう?

 

葬式や法事などで親世代の親戚などがよく話しているけど
なんとなーくで結局知らなかったりします。

 

この本はサラッとこのなんぞや?ということが書かれています。

 

お葬式費用(2007年調べ)全国平均、231万円かかるということ。
この数字ってどうなんでしょうね。よく、高いと聞いていましたが…。
戒名のお布施?のモヤモヤした金額とか…。

 

まぁ、この本を読んでいると、お寺の経営も大変で、
次々とお寺自体が、姿を消していっているそうですが…。

 

と、内容的には隠すような話でもなかったような…。
印象に残った話といえば、国内の話ではなく、お隣韓国。

 

病院の中には、日本で言う、霊安室から直接葬儀場に
つながっているという、なんとも合理的とでもいいましょうか…。
ちょっとビックリです。

入院している人の精神面は大丈夫なのでしょうか?
慣れちゃえば案外平気なんでしょうかねぇ。

 

美坊主などで、また違う視点でお坊さんが注目されてきた現在。
お寺の役割もすこしずつ変化していくのでしょうか。

豆知識的なかんじで、目を通すのにはいい本でした。