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【レビュー・あらすじ・感想】のりものづくし:池澤夏樹

 

 

のりものづくし:池澤夏樹著のレビューです。

のりものづくし (中公文庫)

のりものづくし (中公文庫)

 

 

感想:自分の乗り物史までも考えた、乗り物に特化したエッセイ

 

 

のりものが大好きだという池澤さん。これまでに乗ってきた様々な乗り物の思い出話を披露する。

あらためて世の中にはかなりの種類の乗り物が存在するということが分かる。こんな風に乗り物だけ取り上げたエッセイもなかなか目にすることがなかったけれども、1冊の本になってしまうほど実は乗り物って幅広い。

電車、飛行機、船なんてものはお馴染みですが、ヤギとか馬とか橇とかお国が変われば乗り物も変わる。わざわざ池澤さんが乗りに行ったものも数多く記されている。なかにはエレベーターの話なんかもあるから面白い。個人的にはストックホルムの気球の話が楽しかったな。ドキドキする怖さがあったけど、乗ってみたい気もする。

本書は池澤さんの話を聞いているうちに自分の乗り物史を重ね合わせ振り返る時間になった。

 

 

 


私も言われてみれば乗り物好き。バイク、車、スリックカート、馬、カヌーなどの自分で運転するものから、アメリカ国内線のめちゃくちゃ小さい飛行機の恐怖体験や、寝るのがもったいなくて何度も起きては窓の外を眺めてたら夜が明けちゃった寝台列車。絶叫と穏やかな時間が入り交じるリバートリップの小さなボート、アジアでおなじみのトゥクトゥクや象…等々、色々乗ったなぁーと楽しい時間が蘇って来ました。

ずっと乗ってみたいと思っているのは水陸両用のホーバー。あと夢は....デラックス客船で行くナイル川クルーズ、一度してみたいなー。

などなど、夢が広がりまくるのも本書のいいところです。それにしても池澤さん、現在は北海道在住だそうですが、これまでいろんな所に住んでいたということも興味深かったです。