うずまきぐ~るぐる 

読書書評ブログへようこそ!読んだ本についてのあれこれを思いのままにぐるぐるかきます。

【レビュー】ああ、恥ずかし:阿川佐和子他

ああ、恥ずかしのレビューです。

ああ、恥ずかし (新潮文庫)

ああ、恥ずかし (新潮文庫)

 

 

 

◆なかったことにしたい・・・あの時間

 

 

他人の「恥ずかしい失敗談」は、なぜにこんなに面白いのだろう。
本人にとっては、もう記憶の中から消去したい出来事であるわけだけど、
それを知った方としては、ずっと語り継ぎたくなるような話が多い。

 

本書はそんな「恥ずかしい体験」を女性ばかり70人のエピソードを
紹介しています。

 

作家・イラストレーター・女優・翻訳家・タレントなどなど多方面から
寄せられています。

 

やっぱり面白いのは、服の袖とか下から、何かが出てくるといった類の話。

昨日履いていたストッキングや下着がジーンズの裾から出て来たなんて
話は、ゾッとするけど、想像するだけで笑いがこぼれてしまう。

 

これもよく聞くけど、制服の上にコート。スカートは履かずに
登校してしまったなんていう、女子ならではの話も登場しました。

男性はまさかズボンをはき忘れるなんてことはないでしょうけど、
女子ならあり得ることだから怖いですよねぇ。

 

阿川佐和子さんの肩パットを落とした ──なんて話は時代を感じる
微笑ましい話ですが、実際自分の身に起きたら、そりゃ、
美味しい料理どころではないよなぁーなど、同情してしまいます。

 

強烈だったのは角田光代さんの白いワンピース事件!?と、
室井佑月さんのホースの話。

 

・・・と、大物のみなさんも、結構な体験をされていることが覗けます。
ハラハラドキドキしながら、でも笑っちゃう、そんな1冊。
どれもエピソード自体は短いです。

 

さて、読んでいると色々思い出すわけですが、
私が見て面白かったのは後輩の失敗。

 

トイレから出てきた彼女のスカートの裾から白いしっぽが…。
「あれ、なんか出て… 」と言いかけて、その後大爆笑!

とても美しい女性なのに、たまにこういうオッチョコチョイな
一面を覗かせる彼女は愛されキャラです(笑)

 

最後に私の恥ずかしい話は…。

一番ゾッとしたのは、ウィーンの空港で堂々と男子トイレで
用を足したこと。出ようと思ったその時、男性たちの話しながら
入って来る声を聞いた時の驚き!と言ったら。

 

どのタイミングでここから抜け出そうか…と、そのことだけに気持ちを集中。
そっとドアを開け、男たちの背中を見る私。そして、猛ダッシュ!
すべては時差ボケのせいにしてあるが、なんで気づかなかったのだろう。

 

入口のマークが男女同じ色だったとか、男女の区別のつきにくい

絵だったとかあとで分析してみたが、なんで間違えたのか?

いまだ謎なんだなぁ~。

 

本書も海外失敗談が多めだったように思います。
みんな何かしらしでかしてるのだなぁ、と、同情よりも
親近感が生まれたという内容でもありました。