ふしぎ駄菓子屋銭天堂3:廣嶋玲子著のレビューです。
新キャラ登場!?
あれよあれよという間に、このシリーズも3冊目。
不思議な駄菓子も、紅子さんの変わった風貌にも慣れて来たわけですが、やはりなんといっても新しい話が登場するごとに、わくわくする感じはずっと変わることなく楽しいです。
今回はプロローグから、いつもと違う雰囲気。
というのも、今回は、紅子にライバル心を燃やす「たたりめ堂」のよどみが登場するのです。
見かけは7歳くらいの少女だけど、これがまた手ごわい相手になりそうです。
そしてそして・・・今回もおもしろいお菓子の名前が続々と。
獏ばくもなか
留守電でんシール
絵馬せんべい
しわとり梅干し
兄弟だんご
ミイラムネ
女性ならきっと飛びつきたくなる「しわとり梅干し」。
しわが取れるならねぇ・・・そりゃ食べたくなりますよ。
ミイラムネも、飲めば痩せられる!?
手早く痩せられるけど、飲みすぎると・・・・。
どれも面白いくらい効果が出るのだけど、行き過ぎるとコワイことが待っている。
いつもながらのパターンですけど、今回も結構怖かったぞ!
ということで、次回、ライバルが暴れ出しそうな予感を抱えつつ、ますます楽しみになってきた「銭天堂」。
紅子さんの表紙に出合うと、小躍りしたくなる今日この頃です。