厄除開運人生:辛酸なめ子著のレビューです。
感想 満月お財布フリフリーゼや墓マイラーまで、ちょっと話題になったアレコレ
辛酸なめ子さんの本は、季節ものを読む感覚とでもいいましょうか。
気が付いたら読んでいたというパターンが多く、これもなめ子さんのゆるゆるなパワーというか、罠と言うか…。とにかく、寄り添ってくるなー、なめ子さんの本って。
さてさて、今回は厄除け。
火渡り体験から、体内浄化まで、まぁー本当に様々な体験をなめ子さん自身が出向きレポートされています。
ご存じの方も多いと思いますが、少し前に流行った「満月お財布フリフリーゼ」築地の波除稲荷神社前で、毎回30-40人集まるというじゃないですか。しかも起業している女社長さんが多いんですって。
また、最近話題になっている「墓マイラー」のレポートもありましたねぇ。本人のお墓の前でゴシップ的な話で死者をけなしている案内人の話を聞いていた時、急に頭上からパラパラと葉っぱや小枝が降って来たなんてエピソードを交え、その実態が分かって行きます。
出雲のようなパワースポットから、新宿伊勢丹屋上などという案外身近にありフラッと立ち寄れるような場所の紹介がされています。
最後に、水無昭善さんとの対談で締めくくられていました。
あっ、厄年に関しては、やはりお祓いはしておいた方がいいみたいですね。読書アンケートを事前にしたなめ子さんの調査によると、やはりしない人は運気ダウンだったそうです。
ちなみに、なんだかんだ約6割の人が、ちゃんと厄払いしているとのこと。やはり、しておいた方が気持ち的にも…ねっ。