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【レビュー・あらすじ・感想】あきない世傳 金と銀 源流篇:髙田郁

 

 

 あきない世傳 金と銀 源流篇:高田郁著のレビューです。

あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)

あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)

 

 

感想・あらすじ

9歳で奉公に出された少女の未来をあれこれ想像して楽しむシリーズ第一巻

 

シリーズということで、今後読むかどうかを左右する大事な第一巻。もう随分と前になるけれど「みをつくし料理帖」の最初の巻も、きっとこんな感じのテンションで読み終えた気がする。

 

これからこの主人公はあらゆる問題に立ち向かい、どんどんキャリアを上げて這い上がってゆくのだろうな。この人とは恋仲になるんじゃないのかな?等々、まだはじまったばかりの様相から今後の動きをあれこれ妄想する。

 

いずれにしろ、主人公である・幸(さち)の健気な姿や成長ぶりが読者の心を打つものになるであろう。

 

 

 

 

内容は物がさっぱり売れない享保期、摂津の津門村で学者の子として生まれた幸。大飢饉や家族との別離を経て、彼女は大阪天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公に出される。なんと9歳で。

 

幼いころから学ぶことが好きだった幸は、女衆という立場でありながら、商いのことについて学びたいという気持ちを抱き、やがて番頭にその才を認められる。

 

「生鍋の底を磨いて過ごす」と言われていた女衆という身分。しかし、それでは終わらせないという幸の姿が早くも見え隠れし、今後が楽しみとなる。

 

初巻ということで、幸のおいたちと新しい仕事環境を絡めつつ登場人物の紹介といった流れです。

 

商道、一体どんな厳しさや面白さがあるのか・・・。
いよいよ、その幕が上がる。

 

シリーズ

 

 

 

 

まとめ読み

あきない世傳 金と銀シリーズ 全13巻+特別巻セット(仮) (時代小説文庫)

ドラマ

www.nhk.jp

キャスト

 小芝風花 /加藤シゲアキ 渡辺大 松本怜生 /八嶋智人 辻本祐樹 葵揚 朝倉あき / いしのようこ 内藤理沙 大西礼芳 / 田中健 細川直美 板尾創路 吉見一豊 / 永瀬ゆずな 街田しおん 長澤樹 / 萬田久子 高島礼子 舘ひろし ほか