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【レビュー・感想・あらすじ】ムーミンやしきはひみつのにおい:トーベ・ヤンソン

 

 

 ムーミンやしきはひみつのにおい:トーベ・ヤンソン著のレビューです。

 

感想・あらすじ ムーミンの珍しい写真絵本!

 

ムーミンは本よりむしろアニメでお世話になったので、記憶が断片的で、あまり詳しいほうではない。なので、この本を読んで新たな発見が意外にも多かった。

 

まず驚いたのが、ムーミンの家って、いろんな人が住んでいたのですね。
あちこちからいろんな人が登場してきてかなり驚きました。
ご先祖さままで、姿を現していました。

 

さて、この絵本は珍しい写真絵本。
トーベ・ヤンソンが友人であるトゥーリッキたちとともに、やしきから、人形、家具、小道具にいたるまで、すべて手作りしたという、その年月3年!作っている時間はすばらしく楽しい時間だったとトーベ・ヤンソン氏は語っている。

 

それが反映されているかのようにこのミニチュアハウスはダークな雰囲気のなかにも、わくわく感が漲っている。

 

 

 

 

やしきのなかを覗いてみると、実に味わい深い、温かみのある画像が目に飛び込んで来る。物語の内容も気になるところだが、やしきの内装の凝っていることったら。

 

壁紙、柱、美術品、ジャムなどの壜ひとつにも、相当細かく細工されている。(パパのスリッパ大きすぎ!)部屋自体は小さいから、キャラクター総出で集まっているシーンなんかは、その人口密度が濃すぎて、まるで満員電車の中のようだけれど、ついつい見とれてしまう。

 

物語はミイとムーミンが、やしき内に現れた黒いかげを捜索する話。
やがて、やしき内は大騒ぎになり・・・サロンにみんな集まります。
黒いかげの正体はなに!?

 

ひさしぶりにムーミンに触れてみたわけだが、この独特な雰囲気から感じるものは昔と変わらない。それにしても、知らないキャラクターが結構いた。
これは最初からきちっと読むべきか・・・・。

 

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