かえるのごほうび:木島始,梶山俊夫著のレビューです。
鳥獣戯画の絵本ってどんなだろう?
鳥獣戯画展が今春東京にもやって来るということで、今から鼻息荒めで待ち構えている。で、鳥獣戯画にお話がついている絵本があるということで、これまた鼻息荒めに借りてみることにした。あの物語がありそうでなさそうな、うさぎやカエルたちの自由な動きに一体どんな話が・・・
まず図書館からやって来た本の装丁を見て「わっ」となる。これ、たしか幼稚園の貸し出しで何度か借りた本じゃないか。サルといえば「おさるのジョージ」だった私には、
この大人タッチの猿たちにちょっと距離を感じていたのだ。
で、なにより驚いたのは、この絵って鳥獣戯画だったんですね。小さいころ刷り込まれたものとは恐ろしいもので、鳥獣戯画の絵を見るたびに懐かしさを感じていたのはそのせいだったか。(美々卯の外壁の鳥獣戯画にすら反応し、アホみたいに写メってたりしていたw)という、思わぬ発見をしたところで、内容はすっかり忘れていたので、再読といえども新鮮な気分で読み始める。
あのうさぎやカエルたちの村でおまつりが行われるそうだ。出かけてみると・・・・
弓やすもうなどの競技が行われている模様。一等賞を狙って真剣勝負!
ところが中盤、事件が起きる。そこからの展開がもうなんというか、突っ込みどころ満載で(笑)おまつりから、一気におそうしきへ。なむなむ・・・・。(おそうしきのシーンもなぜだか楽しそうよ?)
ねむりぐすりとか、ぬすみとか・・・・ほのぼのした絵なのに、何故か物々しい話になっている。
「つかまえろ!こらしめろ!ぶったたけ!」
いや~今度はまた別の意味で刷り込まれました!鳥獣戯画展、楽しみだけれど、この絵本を思い出してクスリと笑ってしまいそう。なにはともあれ、絵本っていろんな思い出を運んでくるなぁ~。





