うさぎの恩返し アンドレプラトーノフ著のレビューです。
鶴じゃなくて?
ダゲスタンの民話の昔話だそうです。
ところ変われば、つるじゃなくて、うさぎも恩返し!(笑)
両親と3人で暮らしている少年。
お祭りの日に家でパーティーを開く計画をたてた一家。
誰を呼ぼうか予め決め、招待客に声をかけにいく少年。
しかし少年は、誰を招待するのかを忘れてしまい、
「村の人みんな」に声をかけてしまいます。
当日、お客さんが続々とやってきて、ごちそうが全然足りません。
両親に悲しみをもたらしてしまった少年は、いつしか森へ・・・。
少年が出合った灰色のうさぎが、かれを助けてくれるという話なのですが、うさぎがどう助けるのか?その様子が楽しいです。
つぎつぎいろーんな動物が登場します。
ふぅ、、それにしても3日3晩、ごちそうを振る舞うってすごいなぁ。
挿絵が独特で、ちょっとした投げ槍感がまたいい雰囲気を出しています。